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ぼ~ざん工房
ぼ~ざんのBLOGです。いろいろ体験・書籍等紹介します!

 TOPICS  『ぼ〜ざん工房』は望山(水野敦之)の個人のBLOGです。


「気づき」と「できる」から始めるフレームワークを活用した自閉症支援—すぐに使えるワークシート用CD‐ROM付
クリエーター情報なし
エンパワメント研究所

 
  【2013年度 自閉症教育・支援フレームワークセミナー予定(随時更新予定)】
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  ※ このBLOG『ぼ〜ざん工房』はリンク・フリーです。
    ご紹介いただき、たくさんの方に読んでいただいたら幸いです。  



どの地域に行っても話をきくのは協働が難さです。

私の実践の中でも、協働作業が簡単ではありません。

チームの協働、親さんとの協働、他機関との協働、企業との協働があります。

共通の難しさは、視点や考え方が違うということがあります。

この違いが、時には亀裂になることがあります。
違いをとらえることからはじめることが大切です。

こうあるべき、とか、自分でやっていることの押し付けでは協働はスタートしません。

まず現状でのそれぞれの状態を把握することからはじめ、未来の相互的な発展に向けて作戦会議をしたり、情報提供したりすることが大切です。


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最近、なんだかんだと、ちょっとだけ現場に入ることがある。

正直、現場から離れた仕事をずっとやってるので、鈍ってるなぁ~と落ち込む。

現場に入って、若いスタッフと仕事をするとき気をつけていることがある。

自分の役割とスタッフの仕事をよく理解する。

実践をつんで、ある程度の立場になると、若いスタッフから教えてもらうってことが難しい方がいる。自分が「知」の頂点にならなくてはいけない。それは協働のあり方としてはまずい。

私は、スタッフにしても親御さんにも、私が知らない情報をもっているという視点から離れないようにしている。

だから、わからない時は本当は少し「こんなのもわからないの」と思われないかと気にしつつも、思いっきり聴いて、思いっきり教えてもらう。

それはたくさんの自分の学びにつながる。

もちろん、現場にいるとわかりにくい違った角度の気づきはスタッフに伝える。

スタッフに教えてもらうプロセスは、良い効果がある。

まず、わからないまま進めない。わからなかったら聴くという、スタッフにとってのモデルになる。スタッフの「知」を尊重しないで、わからないときにわかる姿勢は、スタッフに「間違いはゆるされない」「聞くのは恥ずかしい」というモデルを見せてしまう。

もう一つは、スタッフの理解や現場での仕事の仕方が伝わる。監視はしない、どう一緒に仕事ができるか、どんな仕事をさせたら発展的か、何を情報提供すればいいかの参考になるのだ。

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時々、チームで働きかける時に、チームメンバーが発言しているないようを、くり返し、しかも言い回しを変えて説明することを意図的にやっている。

例えば。。。。

地方でやるミニトレーニングセミナーやワークショップのディレクターをした時には、トレーナーが受講生に話した内容を、言い回しを変えて説明する。

例えば、2~3名でコンサルテーションにいくときには、他のコンサルタントがリードして話している内容を、言い回しを変えて説明する。

新たに、新しい話題を話すこともするが、どちらかと言えば、同じ内容を言い回しを変えて説明する。それは、先に話したトレーナーやコンサルタントの説明に問題があるから、言い直しているのではなく、かなり計画的に、意図的に、目的があって、そのようにやっている。それは、職場の職員研修でも、同じにしている。

●字義としての理解ではなく、イメージとして理解するため(深みと奥行き)

一番の効果は、説明を聞いている一人に深みと奥行きを持たせるため。

1つの言い回しだけで解説されると、字義としての理解にとどまって、深みと奥行きのある意味やイメージまで理解が進まないことがある。

最近、ある程度勉強して学んでも、字義として理解して意味、イメージを理解できない方が多くなっているような気がする。

いくつかの言い回しを聞くことで、1つのことを字義ではなく、意味、イメージとしてつかむということが大きな効果である。

これをしないと、字義として学んでも、応用力、般化がうまくいかないのだ。


●くり返しの効果

くり返し、くり返しの説明で、頭に残りやすくなるのも、大きな効果だ。何回も、同じことを聞く、そして実践し、またくり返し聞いていくと、基礎力と応用力がつく。

しかも、毎回言い回しが変わるので、最初はイメージが難しいが、暗記的に覚えるのではなく、何回も何回も、その内容について考える回数が増える。


●柔軟な学び

以上の効果によって、学びに深みと奥行きがでてくる。

1つの意味を、まず字義としてとらえる。

それは、まず情報が入ったにすぎない。

同じ内容(意味)について、違った言い回しで聞くことを繰り返す。
さまざまな角度でイメージをつかむ。様々な例え話や関連ケースについて話をする。
さらに自分の経験と結びつける。
またくり返し聞く。

以前、行動援護チームの仲間が、自分の職場に来て、驚いたのは、構造化のアイデアではなく、支援について、多くのスタッフが柔軟に解説ができることであった。
また、昨日と今日、広島のコンサルテーションなんだが、若いコンサルタントが本当に、理解の柔軟さをもって、良い仕事をしてた。

蛇足の話をすると、コンサルテーションで、ついつい私もたくさんの解説をするが、効果はあまりない。2~3個の重要な課題について、くり返し、様々な角度からしつこく情報提供をした方が効果があるように思う。


周囲から 「うざい」と思われるが、やっぱり、何度も何度も同じ視点で言い続け、マニアックな世界に走らず、くり返し、くり返し、実践を続けることは、これからも続けていきたい。

って、器用なやり方ができないだけ。真面目に継続的しかできないから。
たぶん、この業界では、器用にいろいろな答えをだすスパーバイザーは人気だろう。でも、私は、、、

不器用に、継続的に、成功感はチームで!

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私がこれまで実践してきたことの証は、どこにあるか?

利用者の使っているスケジュールやワークシステムや視覚的な手だて?ではない。ありゃ実践していく時のアイデアでしかない。

利用者の記録?あれはチームや組織の支援を印したもの。

利用者が良い方向で生活づくりができたこと?私はチームの中で役割をもち、責任をもっていただけ。やはりチームの。。。

パーワーポイントのスライドや実践発表の資料?

やっぱりピンとこない。

たぶん私の実践の足跡は、自分に自信の中にあるし、スタッフの経験やスキル、中にあると。。。

私が実践の中で出会ったコンサルティや仲間たちの経験のなかにさりげなくある。。。と信じたい。

踏み込めば、これからの私の実践やスタッフ達のこれからの実践、仲間達のこれまでの実践に、実践した証があると信じたい。

「おごり」で言っているのではない。自分のこれまでやってきた意味を見失いかけてる今だかから。今、記しておかないと。。。

踏ん張れない。


これまでの実践を胸にいだき。

これからの実践を続けていきたい。

それが私の実践の証。

それは今の職場でも、将来の違う職場でも。

そんな枠組みではなく、地域や全国にいる仲間とのコラボレーションの中でも。

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 最近、スタッフを褒めることが増えてきた。理由は簡単、スタッフの良い仕事っぷりが具体的に見えるからだ。それで、いつか書きたかったことを、少しまとめてみる。自分は、基本的に思ってもいないことで褒めることはできない。多くの仲間が知っているように嘘がつけない特性がある。

 これまでの人生で、多くの方から指導されたり、褒められたりしてきた。そのどちらに共通したのは、とってつけたように指導されても、とってつけたように褒められても、響かない。ときどき、「すごいね」「よくがんばっているね」とか言われてもあまり嬉しくないし、うさんくさく、多くの場合素直になれない。
 その理由は具体的でないから。「見てないんだな」とか、「見てもないのによく言える」と思うぐらい。
 総合的に評価されるのも、あまり良い自分には効果はない信じない。褒められている地点が明確でないし、多くの場合具体的ではない。さらに、総合評価のオンパレードであれば、常に監視されている感じがして、逆効果。
 一番、最悪なのが、褒めた内容が、いつの間にか逆転して指導内容になって、つじつまがあわない場合。もう何が実践を続けていいのか、何が問題なのか聞いている方が整理できない。

 仕事上で、褒める作業の一番重要な役割は、何を続けて発展させるべきかを本人に伝えることである。賞賛の1つとして、つまりご褒美として、好子として思っている上司がいるが、そんな見せかけ思考では、うまくいかない。そんなに部下はバカではない。給料も含めて賞賛だけでは、持続はあっても発展は少ない。どのよういに発展的な仕事、役割を明確に提示できないと前進しない。

 ジョブコーチの専門技術である、適切なプロンプトとエラー修正・出来てることのフィードバックが重要である。

 このような思考から、本当に、まだまだ上司としては未熟で、そもそもこんな仕事をしているのは、ジョブマッチングしていない私が言うので、真実味がないが、褒める時に注意していることを書き込む。

1.具体的に褒める
 本人がイメージできる具体的な部分で褒める。抽象的な表現、たとえば、「ポテンシャルが高い」とかはできるだけつかわない。使う場合は、そのあとに具体的な内容でイメージを伝える。


×「総合的な支援ができてきた」

○「チームの動き、利用者の動き、特性の理解と支援の結びつき、将来的なイメージを踏まえながら支援ができるね。」
         

2.できるだけ現場で見て、現場で褒める
 後で褒めても、何を褒められているのか、どのような実践を褒められているのかがわからない。上記の具体的に褒めるためにも、それは大事である。

×「最近、プロンプトの出し方が適切ね」
×「このごろは、よく頑張っているようね」

○「さっきの手がかりの出し方は、本人の特性もよくつかんでいるし、無駄がない」


3.総合的に褒めない
 総合的に褒めるのは、具体的でないし。褒めべき行動から時間がたったものであるので、あまり意味がない。どうしても、年間数回の総合的なフィードバックをしなくてはいけない。しかし、それも日ごろから具体的なフィードバックをしているからできることである。上司の醍醐味として総合評価はあるようだが、まず現場でディスカッションが先である。



4.上から目線ではなくOutsiderから客観的に褒める

 どうだろうか。仲間から長年、褒められて嬉しいだろうか。同僚として褒める場合は真実味が薄れる。自分はお礼などは主観的に言うが、褒める場合は客観性を持たせて、ロジカルに褒める。


5.日ごろから現場で入ってプロセスを知る
 どんなに現場で褒めても、即効で褒めても、そのポイントの背景と、そこまでのプロセスを知らなければ、絵に描いたもち部分だけしかフィードバックできない。プロセス全体をとらえた上で具体的に褒める。


6.フレンドリーに褒めない、真剣に褒める
 これはかなり自分独特の考え方もしれないが、注意は真剣になって、褒めるときにニコニコ笑顔はまずい。時にはその笑顔が作り笑いにも見える。フィードバックは、責任をもって真剣にする。ただし、ときどき、びっくりするくらいの良い実践は大きく楽しく褒める。(意図的ではなく自然にそうなっている。)


7.自分がもっていないスキルるの場合は、それも告知する
 できるだけ使わないようにしている言葉に「それは自分も、それは知ってた」「それは自分もできている」ということ。もちろん自分がやれてないことを、さもできているようには言わない。はっきりと、まだ自分が持たないスキルであること、そして自分も学んでいかなくてはいけないこと。を伝える。これができないと、いつまでたっても上から目線でしか褒められない。


以上です。

ま、なんの立証もないし、うちのスタッフは苦笑しているかもしれません。


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最近、色々なことが忙しくて、昔丁寧にやってことをやってなかったことに気づいた。

それは、インプットとアウトプット。

現時点で、インプットしたいこと、アウトプットしたいことを書き出してみます。

・自閉症スペクトラムおよび発達障害者の支援
   幼児期~学齢期~成人期支援
   就労、居住、余暇、文化活動
   行動支援
   コミュニケーション、ソーシャルスキル
・TEACCHアプローチ
・コンサルテーション
・地域支援(福祉)モデル
・就労支援プロセス
・福祉HACKS(福祉での仕事術やチーム協働、便利アイテム、支援会議等のコツ)= Life Hacks の福祉版
・災害時の要援護者支援
・成年後見・権利擁護
ICF

ファシリテーション
・プレゼント力
・素朴なアウトドア

という感じです。

しばらくは、インプット、人脈(ネットワーク)づくりに力をいれるぞぉ~!

なんだか、最近手帳や思考、自己啓発系ばかり、だいたい2日に1冊は本を読んでいるので、やっぱり専門分野の本も読まなければ。

アウトプットのキーワードは「地域や他機関への貢献」



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今日までの広島でコンサルテーションでした。

今年度、最後のミーティングで、少し自信をもてないスタッフに言ったセリフを書き留めます。

以下

自信がなかったり、無力感を感じているのは、自分一人でやろうとしているから。

引出の数が少ないかったらうまくいかないん時はあるよ。

だったら他人の引出を使えばいいじゃない。

チームで働くってそういうことでしょ。

それぞれに自分の引出を使って、そして他のメンバーの引出を使ってチームの中で責任を持って働く。

でも他人の引出に甘え続けたら、チームの調和は崩れる。だから一方で自分の引出も作っていったり磨いていったりする努力もいるのよ。

だから、今は自信を持って、何かできる仕事をやる。


以上

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私の答えは、半分正解。

正確にいうと任せ方の問題による。

大きくは、2つのダメな任せ方がある。

1つは、ジョブマッチングもしないで、「任せたら育つ」という幻だけで、とにかく手当たり次第にただ無謀に任せる。

これは、うまくいけば大きいが、うまくいかない時のリスクが大きい。任せた本人がそれに責任をとれないならば、それは無責任だ。

対策)ジョブマッチングした上で、120パーセントぐらいの仕事を任せる。


もう一つは、任せっぱなしで、フォローやフィードバックをしない任せ方。これは2つの問題がある。

まず、任された本人が学びにくい。学んだとしても断片になってしまう。任せたことをさらに深めて次に活かすことができない。

また、自主性や独自性を美化して、一貫性を欠いているところがある。例えば、福祉や業界で個人流がまかりとおる。それは利用者に失礼である。教育や福祉の支援で、任されるだけで、フィードバックをもらう環境が実は少なく、IEPよりも担当の流儀で進められる。

対策)結論をいうと職場にOJT(現場でのトレーニング)の仕組みがいる。わが成人支援センターでは、そこの部分に手を抜かない。
もう少し言うと、任せる方がシステマティックインストラクションを意識する。フィードバックもいつまでも続けたら自立しない。

第1段階では、かなり細かく目的や方法を伝え成功してもらう。

第2段階では、ヒントや目的を伝え、途中経過でフィードバックをする。
第3段階では、目的を伝え、方向性を本人から出してもらい、計画・実施を自立的に進めてもらう。

そのステップ前提として大事なのが以下の点

・ジョブマッチングが前提で120パーセントぐらいの任せ方。

・基礎的なスキル、知識は、研修やロールプレイなどで素振り練習によるイメージづくりで身に付けさせる。基礎スキルがないと、どんなに偶然うまくいっても、学べない次に活かせない。

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コンサルテーション後、講演後に参加者にできるだけ本音の声を聞き取りをしている。いつも自分や様々な状況を客観的にみている。

かなりキツい意見もあれば、あまりにも納得いかない意見もあります。

心がけて(なかなか難しいのだが)実施しているのが、できるだけ言い訳を言わず、次に活かすこと。

人間だから言い訳、どうしても言ってしまうが、納得いかない意見も、厳しい意見も、些細な意見も、それがでたことには何かの要因があると考える。

ある研修会があります。そこは会員がお客さんにならず、協力しあいながら勉強を続けいる会です。

アンケートで、「資料をカラーで出してほしい」「パワーポイントのスライドを配ってほしい」という意見がありました。私は、それを受け止め要因を考えました。

要因は、私がカラーで印刷しなかったから、

ではなく、

参加者がお客さんになりすぎ、講師が半分ボランティアで資料も時間を作って自分で印刷し、そんなにコストもかけられないことを知らない。

人数ばかりが増え、そもそも会の趣旨を理解しない会員が増えた。と考えた。

解決さくは、その会で話すときは、かならず会の目的を確認し、より質の高い勉強をしたければ、自己投資して他のセミナーに参加することをすすめている。

またあるセミナーでは、「話すのが早すぎる」というアンケートをいただきました。

対策は、まずできるだけゆっくり話す。できるだけ内容を絞り込む。量より質か、質より量かを主催者に確認し参加者にも確認する。

しかし、どんなにゆっくり話しても同じ「早い」という意見がでてきた。

その要因を探ると過度な記録・メモ、レジュメにないスライド写し取りにあることに気づきいた。
過度なメモは、講演全体をつかめず、ついていけなくなるから。あまり重要でない細部に注目するがあまり、講演に注目できない問題が生じている。そこで過度なメモを書くことを禁止しました。

これからも様々意見に謙虚にうけとめるつもりだし、天狗になったら終わりと思っている。

主役は間違いなく、聞き手なのだから。

しかし個々の意見に単純に流されることせず、分析し対策を考えることが大事だと考える。

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●一冊(1つ)にまとめなさいの思考

最近下の2冊の本を読みました。

・情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」(奥野 宣之著)

・脳を「見える化」する思考ノート(午堂 登紀雄著)

どちらも共感することが多くて参考になりました。

この2つには共通していることは、1冊のノートにまとめることです。これは、この2冊の本だけに共通だけでなく、最近の整理法、思考法の多くがこれに近い考え方をもっているように思います。

様々なシステム、媒体ではなく、ノートに一本化することが重要となっているのです。その先駆けとなったのは、たぶん野口悠紀雄氏の超整理法だと思います。システムを一本化することによって、様々なリスクを回避でき、利点がうまれます。


●一本化し時系列で並べることで情報の所在が明確になる

例えば、一本化することで、様々な場所に情報が迷子になることを防ぐこと。
これはとても大きく、野口氏の視点も、今回読んだ本もも時系列に並べることが前提となっています。

様々な概念によるカテゴリーを分けてしまう情報収集法では、間違いなく情報は埋もれるか迷子になってしまうのです。


●ルーティンが固定されるので一貫性、継続性が保てる

いつも同じルーティンであることは、脳にとってもイメージしやすく、焦点が絞れます。
いつも同じものに、同じ習慣で書き込むために、一貫性のある情報収集になり、しかも継続的な情報収集になり、最強のデータベースとしての活用が可能になります。

しばらくすると(たぶん一ヶ月、半年、一年・・)徐々にそのデータベースは莫大なものになっていきます。しかし、野口氏が提唱されているように、まずは人間の脳は時系による記憶は意外と強いということ。そして現代はパソコンによる検索というが優れたツールを持っていることがそれらの莫大なデーターベースに対応できるのです。

このデータベースに関して、2冊の本はさらに深めた考えを教えてくれます。

『情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」(奥野 宣之著)』では、アナログとデジタルの双方をすぐれた活用の仕方。アナログをデジタルで整理し、検索のためにタグの発想もあり。とても参考になりました。

『脳を「見える化」する思考ノート(午堂 登紀雄著)』では、時系列データを、後で見て、後で書き加え、そして後で思考するというプロセス。

どちらも興味深い視点で、興味がある方は是非参考にしていただきたい2冊です。


●ところが私は・・・・トホホ・・

って偉そうに言っていますが、残念ながら私のシステムはまだ一本化できていません。情報収集という視点では、3つのシステムになっています。


1つは、超整理手帳です。スケジュール管理と日々の情報収集はこれ一本です。

1つは、いくつかのA4サイズを入れているファイルです。ここには日報を書く様式と各種様々な仕事の場面で活用する様式(コンサルテーション記録用紙、各種アセスメント用紙、観点シート等)、そして無地のA4用紙を入れています。

1つは、GTDによる思考・整理がスタートになっていますので、INBOX(とにかく頭にあるものを書き出しとりあえずINBOXに入れる)、プロジェクト資料などを持ち歩くファイル

この3つが1セットになって、一本化したルーティンの中で活用しています。




現在のルーティンは、

①休みなので時間を作って頭にあることを書き出す。(GTDの思考の活用)

②やることを超整理手帳で管理

③夜寝る前に明日やることを、日報の用紙に書き込む。

④仕事おわりに一日を振り返り、具体的な考えやプランを書き込む

⑤最終的にすべての情報は時系列でファイルにまとめて保存


かなりルーティンが身について数回ではあるが、後で情報を探し出し、活用を実感したときがあった。


★関係のあるLOG

いよいよ超整理手帳来年に向けての準備!
出張の流儀 その3/手帳・メモ編
出張TOOL その4:「超」整理手帳
「超」整理手帳活用、アナログ社内ネットワーク
「超」整理手帳活用 個別化編

GTDに関しての本の紹介LOG
ストレスフリーの仕事術



情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」
奥野 宣之
ナナ・コーポレート・コミュニケーション

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脳を「見える化」する思考ノート
午堂 登紀雄
ビジネス社

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野口 悠紀雄氏の超整理法と超整理手帳の新刊の予約もできるようです!!

超「超」整理法 知的能力を飛躍的に拡大させるセオリー
野口 悠紀雄
講談社

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図解「超」手帳法
野口 悠紀雄
講談社

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2009年版の超整理手帳の予約が開始されたみたいです。早速予約しました。

来年!超整理手帳を試して見たい方は。(下から購入できます。)
今年も、色合いがカラフルです。

超整理手帳の私がすきな部分ベスト3

1.A4の用紙に合わさっていて、4つ折りにしたA4用紙が挟める。

2.8週間を広げて見れるので、プロジェクト理解につながる。

3.4週間がA4サイズで、コピーしてバックアップにしたり、プロジェクトメンバーに配れる。


詳しくはコチラ
http://moura.jp/lifeculture/datebook2007/index.html


私のおススメ手帳ですY(^-^)Y。

整理手帳について私もBLOGでコメントしてます。
出張の流儀 その3/手帳・メモ編
出張TOOL その4:「超」整理手帳
「超」整理手帳活用、アナログ社内ネットワーク
「超」整理手帳活用 個別化編


「超」整理手帳2009 (黒)
野口 悠紀雄
講談社

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「超」整理手帳2009 (クリア)
野口 悠紀雄
講談社

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「超」整理手帳2009 (茶)
野口 悠紀雄
講談社

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「超」整理手帳2009 (紺)
野口 悠紀雄
講談社

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「超」整理手帳2009 (オレンジ)
野口 悠紀雄
講談社

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「超」整理手帳2009 (チェリー)
野口 悠紀雄
講談社

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超整理手帳をまず知りたい方に朗報です。

●超整理手帳・超整理法の新刊がでます

超「超」整理法 知的能力を飛躍的に拡大させるセオリー
野口 悠紀雄
講談社

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図解「超」手帳法
野口 悠紀雄
講談社

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●これまでの超整理手帳・超整理法のおススメ本です。

「超」手帳法 (「超」整理手帳シリーズ)
野口 悠紀雄
講談社

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私の愛すべきWhitehouse Cox!!。




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● チーターはすごい!

昨日のBLOGの続きですが、一歩を踏み出す勇気って大切です。

でもなかなか難しいことです。

2歩でもさぁ~ん(3)歩でもないんですよ。
チーターしってます?水前寺清子さん?

なぜ一歩かは簡単、2歩や3歩だと実行機能の問題が生じるんです。
他の2つが気になって、大事な一歩が踏めないことが起こる。

成人支援センターの実践も、
一歩一歩、自分達ができる範囲でやってきただけなんです。
そんな飛躍的な目立つことではなく、
とにかくできることを、変えてはいけない基本を変えずに。
今、その地道な活動をやってきたことが、
本当にパワーになっていると思います。地道が一番強い。


● 自分のペースで行っていくのが大切・・・でも


自分のペースで進めるのは大事。

でも、「自分のペース=あきらめ」とか「自分のペース=なんとなく」とか
「自分のペース=楽して」と捕らえる若いスタッフが多い。

それは、間違い。

自分のペースは、自分やチームの強みと短所、周囲の長所とニーズをしっかりと把握しながら、できる部分をやっていくこと。

自分のペースでいいんだを、言い訳にしても一歩は踏めないし。

自分や周囲のペースをつかめないと、飽和状態を生む。


私の把握はこれ、

・まず自分の役割を明確に自覚する。(思い込みではなく、周囲も認めるもの)

・周囲の役割とニーズを明確に自覚する。

・やれることをリストに書いてみる。

・自分がやらなくても良いことを、状況を見ながら周囲に引き継ぐ。

・リストを整理し、優先順位をつける。

そして、自分のペースでやるというのは、自分勝手にやるではなく、
周囲と協調してやるということ。

自分一人で悩むことでもなくて、時には周囲のアドバイスを活用する。

(実は、上のリストは、GTDの考え方に近い)


● 自信をもった行動を支える

私の今一番しなくてはいけない仕事は、利用者や成人スタッフやコンサルテーション先のスタッフが、自信をもって活動できるに黒子になって貢献していくことではないかと思います。

そのためにも、適切な導き、適切なアドバイス、適切なフィードバックが必要です。が、、まだまだ勉強がたりません。

とくに成人スタッフやコンサル先のスタッフが、自分のやっている仕事に意味をもたなくなるような、自分がやっている仕事に自信をもてなくなるような、そんな仕事はしてはいけないのでは????。



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● 貢献できる人間に・・・

単純なことではない。この仕事をする上で永遠のテーマです。
私の座右の銘の「如己愛人」も、貢献に近いかもしれません。

してやっている。GIVEはあまりにも、押しつけっぽい。
あえて、人に貢献できる人間をめざしていきたいです。


先日、少しは貢献できたかな?ということが。

佐賀にあります。金立養護学校で講演をさせていただいたのですが。
テーマは、自閉症の支援だったのですが、
他の障害の方にも通じるエッセンスを校長先生がキャッチされていて、
先生のブログに書かれています。(恐縮しますが。)
http://www.kinryu-ed.jp/?page=244

(※尚、文中の減給については大げさに私が言ったものです。実際そんな規定があるわけではありませんが。6つの考え方を、知らない職員はいないということです。)

すごく素敵な校長先生で、すごく柔軟にキャッチしていただいて、ありがたいです。目的はなんなのか、そのために必要なことは何か。大事なことです。

これからも、自分が貢献できる場面を探していければと思います。


● 一歩ふみだすために・・・

つい数週間前、少し迷いがあったんです。
しかし、先日の広島のコンサルテーションと、
今回の講演で、少し一歩踏み出せそうな気がしています。


誰かうらやましく思ったり、
誰かのようになりたくなったり、

でも、やっぱり自分は自分。。。

「自分もできるけど、人もできること。」

「自分は苦手だけど、人はできること。」

その部分に注目するがあまり一歩が踏めずにいたような。

今、一歩を踏み出すために、

もう1度、自分が一番、周囲に貢献できる部分注目していきたい。



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今日の月9の織田裕二も言ってたけど、
自分の未来は、決まってなんかいない。
自らつくりだすしかない。
わかっちゃいるけど・・・・何から・・・

でもって、今日、かなり仕事が溜まっていたが、
休憩休憩で、以前読んだ本を読み返してみた。

まさしく、自分の未来を作り出すための本といっていい。
未来は自分の考えからスタートと言っても良い。

『1日5分 目的・目標を達成させる 4行日記』

「事実」「発見」「教訓」「宣言」の4行の日記を書き続けるもの。

なかなか日記は続けれらない。Blogとか色々やったけど、
なんだか何のために書いているのかわからい。

そんな方には必見である。

とてもシンプルだが奥が深く、自分の潜在意識を引き出す感じが良い。

個人的に特に良いと思ったのが「宣言」する行。
この行には、主語は自分、そして肯定的に、現在進行形で書く。

このことによって、自己イメージが明確だし。
なによりも自分の考えに責任をもつ感じで、
自分にあっていそう????

早速、自分の日報シートに項目を入れて続けることに。

この本には、50日分の日記欄もあるし、
ワーク形式で進められるし。
「宣言」などの参考になるページもあって。
はじめられやすいというのが、おススメである。

1日5分 目的・目標を達成させる 4行日記
小林 惠智
インデックス・コミュニケーションズ

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当たり前のことだけど、人間、過去の結果には手を出せない。

努力は未来の結果にしか影響を与えない。

だからこそ過去の結果から学び、未来の結果のために努力するしかない。

過去の結果にしばられては先に進めない。

過去の結果を変えようとする努力は無意味だ。

そこで、未来の結果に結びつけるためのリスト


1.未来に努力目標を設定する。

2.過去から学び、過去のデータを分析する。

3.過去の過ちを繕う努力よりも、未来の結果に向けて努力する。

4.人からのフィードバックやアドバイスは、過去の反省よりも、未来の結果に向けて活用する。

5.反省4分の1、未来への努力4分の3


蛇足リスト

・他人の過去の結果をしつこく言い続ける人には実は無い。だから半信半疑で対応。

・自己を客観視できない人の未来の結果はついてこない。

・未来の結果に努力することは重要。しかし過去の結果に責任はもつべき。くよくよと過去の過ちを考えることが責任の取り方とは思えない。責任の努力も未来にしか手をだせない。

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