犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

一歳の選び取り

2022-01-03 23:29:36 | 日々の暮らし(2021.2~)
 三女の娘(私の孫)の初誕生のお祝いをしました。

 実際の誕生日は12月26日だったのですが、そのときは父親がまだホテルで入国者の隔離生活を送っていたので、お祝いは1月3日に延期。

 一升餅の儀式は、夫の故郷であるフィリピンと、この日来られなかった次女の家を、オンラインでつないで中継しました。

 孫はまだ歩けないので、背中に一生餅を縛りつけて、はいはいさせます。

 その先には、将来の職業が書かれたカードがあります。「選び取り」という儀式だそうです。

 一升餅の重圧のため、なかなか前に進みませんでしたが、周囲の大人たちに囃されて、最初に手にしたカードがChef



「いいね!」

「フィリピン料理の店を出せば成功するよ!」

「フィリピンレストランって、ほとんどないよね」

「希少価値だね」

「でも、なんでないんだろう?」

「うーん、あんまりおいしくないからじゃない?」


 大人たちが勝手なことを言っています。

 私は好きですけどね、フィリピン料理。でも、流行らないかもしれません。

 意味はないですが、Chefの次に拾い上げたカードがAthlete、その次がDoctor。そしてRichと書かれたカードにも手を伸ばしましたが、何度もつまみ上げようとして、結局できず、諦めました。

「金持ちにはなれないということね」

「ハハハハ」


 儀式が終わると、娘が作ったバースデーケーキと、お父さんが作ったフィリピン料理(フィリピン風カルボナーラと、ルンピア(春巻き))をみなでいただきました。

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