犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

カローラ

2024-09-09 22:45:37 | 日々の暮らし(2021.2~)
 同居していた三女家族が独立し、アパートに引っ越しました。

 孫が今の保育園を変わりたくないので、引っ越し先は今の家からそんなに遠くない。

 ただ、駅や最寄りのスーパーまで距離があるので、車は必須です。

 しかし予算は限られている。

 娘は軽自動車でいいと言っていましたが、旦那のD(フィリピン人)は、大きくてかっこいい車が好き。

 それで中古車から探すことに。

 最初にネットで見つけたのが三菱パジェロ20年前の車で、15万キロ以上走っている。

「パジェロは、フィリピンではステイタスなんですよ」

(ここ、日本だけど…)

 車検は短いし、故障したときに部品があるかどうかも不安。みんなで反対して、やめさせました。

 次に見つけたのがスバルXV。これは5年ぐらい前の車で、走行距離も10万以下。ハイブリッドだということです。

「スバルは安全性能が優れているらしいよね」

 中古車屋さんに見に行ったとき、私もついていきました。

「あれっ⁉ これ、4WDじゃない?」

「そうです」

「それもフルタイムだね」

「はい」

「雪道とか、オフロードとかに行くの?」

「いえ、その予定は…」


 ハイブリッドなので燃費が良いかと思ったら、フルタイム四駆ということもあって、10キロちょっとだとのこと。

「意味ないよ」

「…」


 中古車屋さんの担当者の感じが悪かったこともあって、これも断念。

「メーカーの認定中古車のほうが安心なんじゃない?」

 そして最後に見つけたのが、ホンダの認定中古車の店のトヨタカローラ。

「ホンダでカローラ?」

 ホンダの新車を購入したお客さんが下取りに出した車だそうです。

「うん、カローラなら庶民的で、分相応だね」

 見に行ったところ、カローラといっても、車高が低く、スポーツタイプ。

 カローラツーリング、1800CC、ハイブリッド。

「カローラなのに1800CC?」

 私は40年近く前、カローラに乗っていたことがあります。AE86の前の、TE71 というDOHCエンジンを積んだスポーツセダン。当時、ラリーなどで活躍していました。それは1600CCでしたが、私のイメージでは、カローラといえば1300か1500。

 車種のラインアップが変わったこともあり、カローラも大型化したようです。

「2021年モデルです」

「新しいね。走行距離は?」

「12万キロ」

「12万!」

 これで3台目、娘も車がないと不便だから早く決めたいという。燃費は25キロぐらいというので、エコではあるようです。

「じゃ、いいんじゃない」

 ほぼフル装備で、トヨタのカーナビは英語に切り替えられるし、マップのアップロードもネットでできるらしい。

 Dはご満悦です。

 ところが、購入後、車体後部から「異音」がするという。

 さっそく購入した店で見てもらうと、

「タイヤが3分山しかないのが原因ではないか。あるいはベアリングが摩耗しているかも」
とのこと。安全上の問題はないようです。

「12万キロも走ってるしね。多少の不具合は仕方ないよ」

 幸い、車検はとったばかりとのこと。深刻なトラブルがなければいいのですが。

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