李明博大統領は大阪生まれ。
それで「李明博候補の母は日本人で、2人の兄とは腹違い」などと主張した人が現れたらしい(→リンク)。
ネガティブキャンペーンの一種なのですが,それに対して「口こう内の細胞を用いたDNA検査を受け、実兄の李相得(イ・サンドゥク)国会副議長と一致する、とのことを立証」などと,否定にやっきになっているところを見ると,片親が日本人というのが,相当なダメージになるようです。
ここで思い出したのが,禹長春博士。
韓国軍人と日本人の母の間に生まれ,日本で育ち,東京帝大農科大学(現東京農工大)を卒業。育種学で世界的な業績を残しながら,朝鮮人との理由で不遇な研究生活を送る。
戦後,李承晩大統領に請われて渡韓。
韓国の地に合った品種を次々に開発して,国民栄誉賞(みたいな賞)を与えられる。国民的英雄で「種なしスイカの発明者」として,長らく道徳の教科書に載っていたので,30代の韓国人ならみな知っています。
(種なしスイカを発明したのは実は日本人。弟子たちが,その事実を指摘して,教科書から削除されました)
彼の場合,母親が日本人であることのハンディはなかったと思うのですが…。
禹長春博士の感動的な生涯は,角田房子の「わが祖国」で読むことができます。
それで「李明博候補の母は日本人で、2人の兄とは腹違い」などと主張した人が現れたらしい(→リンク)。
ネガティブキャンペーンの一種なのですが,それに対して「口こう内の細胞を用いたDNA検査を受け、実兄の李相得(イ・サンドゥク)国会副議長と一致する、とのことを立証」などと,否定にやっきになっているところを見ると,片親が日本人というのが,相当なダメージになるようです。
ここで思い出したのが,禹長春博士。
韓国軍人と日本人の母の間に生まれ,日本で育ち,東京帝大農科大学(現東京農工大)を卒業。育種学で世界的な業績を残しながら,朝鮮人との理由で不遇な研究生活を送る。
戦後,李承晩大統領に請われて渡韓。
韓国の地に合った品種を次々に開発して,国民栄誉賞(みたいな賞)を与えられる。国民的英雄で「種なしスイカの発明者」として,長らく道徳の教科書に載っていたので,30代の韓国人ならみな知っています。
(種なしスイカを発明したのは実は日本人。弟子たちが,その事実を指摘して,教科書から削除されました)
彼の場合,母親が日本人であることのハンディはなかったと思うのですが…。
禹長春博士の感動的な生涯は,角田房子の「わが祖国」で読むことができます。
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