犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

介護保険

2018-11-10 23:29:31 | 介護生活

 転院先の病院から、早めに介護保険の認定申請をすることを勧められました。

 介護保険の対象は、高齢者です。亡くなった私の母は、80歳を過ぎてから認知症を発症し、「要介護1」に認定をもらいました。ただ、それほど高齢ではなくても、クモ膜下出血や脳梗塞のような脳血管系の病気など、特定の病気を患った人は、保険の対象となるのだそうです。

 認定が得られれば、自宅をバリアフリーに改造する費用、退院後のリハビリ、家事の補助を頼むなどの費用に、補助が受けられます。

さっそく、市役所に相談してみました。

「申請書はウェブでダウンロードできます」


「申請は土曜日もできますか」


「いえ、平日の8時半から5時半までです」


「平日? そうですか。で、結果がわかるまでどれぐらいかかるんでしょう」


「だいたい一か月ぐらいです」


「1か月!」


 これはのんびりしていられない。

 それで急遽、会社を午前半休にして、申請をしました。

 主治医から意見書をもらったり、認定するかどうかを決める審査員が、本人に面談したりするので、1か月もかかるんだそうです。

 最近は介護保険の対象者が急増しているので、それを抑えるために、審査にお基準が厳しくなっているそう。

 妻のリハビリが効果を上げて回復してしまうと、介護認定が受けられなくなるかもしれない。もちろん、介護の必要がないほどすっかり回復してくれるのがいちばんいいわけですが、ややアンビバレントな気分です。


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