身体中に銀色の小さな泡がつく温泉。
それが、ラムネ温泉と言われる所以です。
シュワッとする、
知らなければヒルが噛んだと思うほどの、ひりっとした感じがします。
炭酸が温泉にたっぷり含まれているなんて、
なかなかお目にかかることは出来ません。
下山、で目指したのは高原のお菓子やさん。
たにさんの家です。
シェ タニ。
ケーキとプリンをいただきました。
店の向こうに阿蘇を大観望して食べる、
阿蘇小国ジャージーミルクのクリームたっぷりなお菓子で、
五時間の山旅で使ったエネルギーを補給しました。
いい山旅だなあ。
お宿の人柄握ってくれたお握りはよい塩加減で、中岳山頂絶景ご飯を堪能します。
雲も浮かぶ程度で日が降り注ぐのてポカポカ陽気、吹きわたる風が心地いいのです。
もちろん、私も彼女も体調が良いので足取りも軽やかに登れましたし。
目下の平らな所が坊がツル湿原、テントがたくさんあるなあ。
山の上に浮かぶ雲を見ると、天上に自分も浮遊している感じがして、お昼寝したくなってきました。
久住山の山開きは6月だと言います。
その頃は霧島ツツジが朱に山腹を染め上げるでしょう。
そんな様子を気持ちよく脳裏に描けるぼど、
今日の山頂は最高なのです。
東京から九州に来ると、日が長いのに驚き、得した気分になります。
今日のお泊まりは、久住山の西麓、筋湯温泉は朝日屋旅館さんです。
きつい斜面と川縁の間に開かれた、日本の典型的な温泉街は、打たせ湯の公共温泉が有名。
遊びすぎたら到着が遅くなりましたが、その打たせ湯に行くのも、いい感じの夕日を見ながらのお散歩となりました。
お風呂のあとは部屋で夕御飯です。
戻って来ると机の上に、こんなに並んでいました。豊後牛の陶板焼き、馬刺し、イワナの塩焼き、刺身に天ぷら、茶碗蒸しもあります。
明らかにカロリーオーバーですが、明日の山登りに免じて許してもらいましょう。
あ、部屋のテレビでBSが入りません。早朝出発で朝ドラか見られなかったので、
夜のBS再放送を見ようと思っていたのに!
今日のマイナスはその一点だけ、後は最高に楽しい大分旅行第一日でした。