昨日の夕方、違和感。
あ、今年もやっちまった。
昨年は、3月に左ハムの肉離れをやって、ほぼ2ヶ月動けず、
リハビリを始めてようやくレースに出れたのは7月でした。
今年は普段からアップに時間をかけて、できればダウンもゆっくりやって
練習量よりも、怪我をしないことを大切にしていたのですが。
好事魔多し。
格言通りだな。
2週間前に砂場で今年初の幅跳び練習を始めて、
この前の日曜日には、マスターズ講習会で踏み切りのポイントをつかむための
練習方法をならって。
冬の間に休まったアキレスやふくらはぎは、快く弾んでくれていました。
だから、踏み切り練習をしていて気持ちがいいのです。
ぽーん、ぽーん。
昨日の練習でもそのペースで準備を始めて、
メイン練習になって”高速足さばき”と自分で呼ぶことにした、
この2週間で師たちから教わった、踏み切り練習をやったのです。
”高速足さばき”とは、軽めのダッシュを10歩ほどして加速、
スピードが乗ったところで、踏み切り準備の足さばき”ぽん、ぽぽーん”!
最後の一歩は踵で着地、膝は伸ばして脚全体を一本の棒のようにして地面に突き刺します。
すると、前に前にと体にかかっていたパワーが一瞬にして上方向へのベクトルを得て
遠くへ跳ぶ運動へと変わります。
ただ、砂場ではなく、トラックでやるので、ぽーんと上がった後は反対脚で着地して、
再びダッシュ、10歩ほどでまた”ぽん、ぽぽーん”!。
これを100mゴールまで続けたのです。
この練習、スピードが出ますから、うまく踏み切りをすれば高く跳べます。
そして、そのスピードに負けずに跳び上がるためには、
高速足さばきで、一瞬の地面への突き刺しへとタイミングを図らなければなりません。
そのタイミングをつかむためのリズムをつかむのが、今回学んだ練習方法の目的なのです。
これがなかなかうまくいったのです。
でも、短時間に走るエネルギーをジャンプに変換すれば、
力の凝縮も濃くなって、体に負担がかかります。
特に、腰です。ジャンパーの宿命といえばいえるのですが・・
はあ、それが夕方のオフィスで、椅子に座っている私に腰痛という形で立ち現れました。
今年もやってしまった怪我。
慌てて立ち上がってストレッチをしましたが、簡単に直るものではありません。
一休み、しましょう。