日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

春だ幅跳び

2015-04-12 14:01:56 | マスターズ陸上(オス)
桜も散って、走路が花びらの渦となった府中陸上競技場は、走るとスパイクにピンクの串刺しが出来上がります。

昨日が走る日だったので、今日は飛ぶ日。ハードルもヨンパーの高さではありますが、初めて飛んで走ってみました。スタートから三台目までですが、ハードル間9メートルを三歩で行くには力が足りず、五歩だと有り余る感じが中途半端です。
それでも、ランニングとジャンプを両方出来るのが、こんなに楽しいとは思いませんでした。
股関節を前後左右と自在に使うのも、これまでに無い動きで新鮮で、良いトレーニングです。どうして今までやらなかったのか、と悔しい思いも少しだけ。今シーズンの後半にでもレースに出られるよう、練習を積んでみようと思います。

思いのほかハードルに時間がかかった間に、ピットから人がいなくなりました。
砂場独占。
今日は先週確定出来ずにモヤモヤしていた、全助走のスタート位置決めが目標です。
スピードに乗った助走が、踏切板に乗るまで続けられるようにしなければなりません。
まずは昨年の35メートルから始めると、詰まりすぎてグチャグチャになりました。しかも中間走でスピードが落ちていたにも関わらずです。
ならばと、37メートルに伸ばしていくと、踏切板には乗っても、最後の五歩が小刻走りのような感覚です。
最終的には37メートル70センチにマークを置いて、走り出し10歩を大きく強く踏み込み、中間六歩でフォームを立て直し、次の四歩は十分に股を上げ、ラスト二歩は、タターンと素早く足を裁きます。
10本くらい跳び続けて、最後の一本で助走がうまく行き、踏切がはまったのでありました。
とはいえ、飛び出した後の事までは考えて無かった私の体、といいましょうか私の頭。
着地は顔を打ちそうなほどの前屈みで、着地の足を伸ばすなんてことは全くできませんでした。

修行の道は遠く、シーズン開幕までにあと三回くらいは砂場で跳んで、良い走り幅跳びを身につけたいと思います。