鹿児島キター

朝はサンドイッチ二切れ、
昼はコンビニおにぎり一個。
だから夕飯は一番早い六時からにしてもらいました。



先付けに、蕗やこごみ、蕨にじゅんさいが並び、山の宿を演出しています。



黒豚のバラ肉と鶏のつみれは味噌仕立てにして『大隅鍋』と呼ぶそうです。鹿児島に近づきます。

そして、

これは初めて食べました。分かります？
鹿児島でいう天ぷら、いわゆる薩摩揚げです。魚の擂り身を揚げたもんですが、具は何でしょう？
角切りでねっとり。
アマーイ。
そう、薩摩芋です。
ライブキッチン風に職人さんが、お客の前で挙げ、すぐに振る舞ってくれるのです。

全部で八品にフルーツもついてごちそうさまでした。

旅行人

『旅行人』と聞いて、渋い色の世界民族的カラー写真が頭に浮かんだ人は正解。



『旅行人山荘』
鹿児島の旅、第一日目は霧島の山懐、標高700メートルの緑に囲まれた温泉に泊まります。

久々の、正々堂々とした硫黄泉で、風呂場の扉をあけると、卵の○○した匂いが満ちています。
浸かればもちろん染み入る天国。
壁には『脳内快楽物質、エンドルフィンがあふれるのをお楽しみ下さい』と書いてありました。
だだ漏れです。

さらに露天風呂は、700メートルの標高差ならではの大絶景が広がります。

ジオパークという舞台

火山があればジオパークになります。
滝の段差ができるのも大地の力。



見所は水の向こうの岩の割れ具合。柱状節理です。


溶岩が空気に触れ、冷えて固まるときにできた割れ目ですな

何も見えぬまま下山

霧の中を降りてきたらは途中の山体が見えました。
長く稜線のように見えるのはお鉢という名前の火山で、あれを左から回り込みます、さらに奥に向かって登った所が高千穂峰でした。




霧島ビジターセンターで手に入れた逆矛のバッジ。

高千穂峰山頂

登山口から一時間半、高千穂峰に到着です。
四方360度を見渡す絶景のはずが、霧に阻まれました。雨の予報が実現しなかっただけでも良しとしましょうか。

天孫降臨の山頂には逆矛が刺さります。


あと一歩


山頂


天孫降臨の碑

火山の道

足元はごらんの通り。
礫が一歩一歩で流れ落ちます。
山頂は霧の中、また雲を呼んでしまいました！

高千穂山に

今年の初山です。
霧のすでにかかる、霧島連山、高千穂の峰へ！

朝六時

羽田空港にいます。
山手通りの地下を走る高速に初めて乗ってきました。
初台からほぼまっすぐ南下する感じでわづか15分。

おかけで出発前にロビーで朝ご飯を食べる時間もできました。
カツと明太子とポテト、『ご当地味比べ』とネーミングされたサンドイッチ、これも現代の旅情でしょう。