一昨日、ヒガンバナが咲き始めたことをお伝えしましたが、
昨日、まだこれから咲く日を迎えます・・・というヒガンバナを見ました。
こうしたようすを見て気付くのは、ヒガンバナが咲く時期には、
葉を持たないということです。
花が咲いている株では、花の方にばかり目を奪われてしまいますが、
こうしたつぼみばかりの株を見ていると、おや、葉っぱがないぞ・・・、とね。
子どもの頃、この花を「はっかけばあさん」とか、もうちょっと粗野に
「はっかけばばあ」などと呼んでいたことを思い出します。
この場合の、“はっかけ”とは、葉が欠けているという意味であり、
“葉欠け花(はかけばな)”といっていたのが、
いつしか“歯がないおばあさん”になってしまった・・・ようです。
(撮影: 2009.9.18 mapfan)