風土記の丘だよりinかい

やまなしの考古博物館やmaibunCの活動のこと
そして周辺の甲斐風土記の丘の四季折々のようすをご紹介します

実り行くものたち

2009年09月09日 | 季節の話題


 風土記の丘の中の歴史植物園エリアで、人の暮らしと結びついた
進行中の秋の実りのようすが見られました。
1つ目は、アケビです。
いまのように、たくさんのお菓子や果物などがふんだんになかったころ、
こうした天然の贈り物が、子どもたちのおやつになっていました。
そのアケビ、まだ若いので、黄緑色に近い色をしていますが、
やがて熟すと紫色に近いものになっていき、外側の皮が、はじけます。



 こちらは、ザクロです。
まだ外側の皮が、割れてきていません。
外側が割れて、中の実が見えてくると、人だけでなく、
鳥や虫たちもよろこびます。



 3つめは、クリです。
“いが”が、まだ緑色です。
熟して茶色になり、割れて・・・。
クリご飯なんか、いいですね。
でも、虫も、クリの実、大好きなのですね。
栽培されるクリは、消毒などして虫に食べられないようにしていますが、
ここのものは、ほとんど虫のいただきものになります。

 なお、後の2つ、すなわちザクロとクリは、「甲州八珍果(こうしゅう-はっちんか)」
を構成する秋の実り、ですね。
「甲州八珍果」については、山梨県庁のホームページの中に、出ていましたよ。
次のURLをご参照ください・・・http://www.pref.yamanashi.jp/faq/kaju/hacchinka.html
 
(撮影: 2009.9.7 mapfan


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