風土記の丘だよりinかい

やまなしの考古博物館やmaibunCの活動のこと
そして周辺の甲斐風土記の丘の四季折々のようすをご紹介します

クローズアップ大作戦-ver.090911

2009年09月13日 | 草や木そして花・実


 7月の後半以来の久しぶりのクローズアップ大作戦であります。
白い小さな花、何でしょうか。
 これは、ウシハコベの花です。
これとよく似たものに、ハコベ(ミドリハコベとも)、コハコベ、
ノミノフスマなどがあります。
いずれも、花びらは、5枚なのですが、
それぞれの花びらに、真ん中で根元近くまでの深い裂けめがあって、
ちょっと見ると10枚の花びらを持つように見えるものです。
 これらの花のなかで、このウシハコベの見分けのポイントですが、
花の中心の雌しべの先、白く5つに分かれて四方に広がる・・・、
これがウシハコベです。



 この花も、典型的な道ばたの“雑草”なんですが、
除草管理の手をうまく逃れて、花を咲かせていました。

(撮影: 2009.9.11 mapfan
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消えるタカサブロウ

2009年09月13日 | 季節の話題


 maibunCのバックヤードです。
これは、先週の話題なのですが、取り上げそびれてしまいました。
この夏、何回目かの除草管理が進められているところです。
画面右手から、まずは、人の手により草が引き抜かれています。
ちょうどお昼休みだったので、作業道具だけが、そのようすを物語っています。



 これから引き抜かれる運命の、カヤツリグサです。
ようやく花の時期を迎えたのですが・・・。



 それから、こんなのも見られました。
何だか、おわかりになりますか。
正解は・・・、



 そう、タカサブロウです。
白い花が咲き、花がおさまると、実が生長し始めますが、そんなようすが見られました。
もうありませんけど・・・。
 そういえば、引き抜かれた“雑草”の中には、ツマグロヒョウモンの幼虫や
産み付けられた卵などは・・・。
いやいや、そんなことを考えると、息がつまってしまいます。
きっと、草も蝶もどこかで生きのびて、また見られますよ。

(撮影: 2009.9.7 mapfan


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