当時買ったCDは今でも持っているのだが、先日またむしょうに聴きたくなり、iTunesでダウンロードして、懐かしさのあまり頻繁に聴いている。このアルバムは、吉川晃司自ら作詞・作曲を全て手鰍ッており、まさにアイドルからロックアーティストとして大きく飛躍を図っていた吉川晃司の記念すべきターニングャCントになったアルバムでもある。収録されている曲は下記10曲。
1) 踊れよRain
2) HOT LIPS
3) JUST A LIFE
4) BIRTHDAY SYMPHONY
5) Little Darlin’
6) GLAMOROUS JUMP
7) HONEY PIE
8) 恋をしようぜ!!
9) LAYLA
10)BACK TO ZERO
僕がアルバムの中で特に好きなのは、『踊れよRain』、『HOT LIPS』、『Little Darlin’』、『HONEY PIE』、『恋をしようぜ!!』の5曲だが、どれもノリノリのロックで、気持ちいい曲である。そしてこのアルバムで注目すべきなのは、6曲目の『GLAMOROUS JUMP』。なんとこの曲は、吉川晃司と布袋寅泰の合作で制作された曲であり、布袋もギターで参加しているのだ。そしてここでの共演が縁で、翌年の1988年に、あの伝説のコラボ『COMPLEX』へと繋がって行くのであり、その意味でも極めて重要で記念すべきアルバムであると言える。
今、『GLAMOROUS JUMP』を聴いてみると、布袋のギターはかなり抑え気味で、本来の“らしさ“が出ていないのもまた貴重である。また、面白いのが、7曲目の『HONEY PIE』は、あの忌野清志郎が作詞作曲した曲というのも感慨深い。
吉川晃司は今でも渋くてカッコいい男になったが、やんちゃな若い頃も懐かしい。そしてそんな若い頃のアルバム『GLAMOUROUS JUMP』をまた聴いたことによって、他の吉川晃司のアルバムがまた聴きたくなってしまい、そして『COMPLEX』や『BOOWY』までも、また聴きたくなってしまったが、久しぶりにパンドラの箱を開けてしまったようだ。
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