タグを組んだ最新作、『ダークシャドウ』を、今回米国出張の
JAL機内で鑑賞した。
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相変わらず独特なティム・バートンワールド全開なこの映画、
如何にも彼らしい、暗く、怪しくもユーモアたっぷりな作品に
仕上がっており、ティム・バートンファンの僕としては大いに楽しめた。
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主演はもちろん、ティム・バートン映画には不可欠なジョニー・デップ。
そしてティム・バートン監督の妻で、彼の作品ではすっかりお馴染みの
ヘレナ・ボナム=カーターも出演しているが、
これにミシェル・ファイファーとエバ・グリーンという、
華麗なる女優陣が参加しており、更に魅力的な作品となっている。
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映画は相変わらずティム・バートンの大好きなゴシック調の
暗く不気味な作品で、バンパイアと魔女の対決を取り扱っているが、
そこに彼らしいユーモアも随所に織り交ぜられていて、見事な
調和を見せている。
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物語のあらすじは下記の通り。
1752年、イングランドはリヴァプールのコリンズ一家が
北アメリカに渡った。息子のバーナバスは裕福なプレイボーイに育ち、
メイン州コリンズメ[トの町でコリンウッド荘園の所有者となった。
だが彼は魔女のアンジェリークを失恋させてしまったことで
バーナバスが愛する女性のジョゼットは呪いをかけられ、
アンジェリークに殺害されてしまう。
また、バーナバスもヴァンパイアにされ、生き埋めにされてしまうのであった。
それから2世紀後の1972年、バーナバスは偶然棺から脱出するが、
かつての自分の土地は荒れ果て、子孫たちも落ちぶれていた。
そして、憎き魔女のアンジェリークも健在で、
ついに彼女と対決することになるのだが。。。
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この作品で、魔女アンジェリーク役のエバ・グリーンが特に最高である!
彼女を『007 カジノロワイアル』のボンドガール役で
見てからというもの、すっかり気に入っているのだが、
今回魔女という悪役を妖艶な美しさで演じており、
圧涛Iな存在感を放っている。
それにしても、吸い込まれそうな彼女の目は何とも魅力的だ。
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また、年齢を重ねても依然として美しいミシェル・ファイファーも
作品に華を添え、全体に厚みを与えている。
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今回も相変わらずティム・バートンらしい、
ダークな魅力に満ちた作品に仕上がっており、
ティム・バートンのコアファンはもちろん、
そうでない方も充分楽しめるおススメの1本である。