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ドラマ『ツバキ文具店』をついに鑑賞!

僕の好きな小説家、小川糸の『ツバキ文具店』を今年の2月に読んだことは下記ブログに書いたが、今月ついに『ツバキ文具店』のドラマを観賞することが出来た。

https://blue.ap.teacup.com/applet/bluedeco/20200212/archive



ドラマ版は、NHKのドラマ10にて2017年4月から6月まで全8回で放送された。ちょうどこのドラマが放送されていた時も多部未華子主演ということもあり、少し気にはなっていたのだが、そもそも小説自体を読んでいなかったこともあり、ドラマも結局見ず仕舞いだった。しかし、小説を読んですっかりハマってしまってからは、何とかこのドラマを見てみたいと強く思うようになり、ついに今回DVDを購入してしまった。



ドラマはとても良く出来ていた。さすがNHKである。まずはとても原作小説の世界観に忠実で、小説を読んでイメージしていたものにとても近い出来映えであったのには驚いた。また配役も原作を読んだ時のイメージにかなり近かった。主人公のャbモソゃんは、多部ちゃんでまさにハマり役であった。多部ちゃんはやっぱり演技が上手いし、ナチュラルな感じがャbモソゃんにぴったりであった。




その他の配役も見事であった。ャbモソゃんの祖母である先代の雨宮カシ子は倍賞美津子も原作のイメージに近い頑固で厳しい祖母役にぴったり。そして男爵役の奥田英二、ャbモソゃんと恋仲になっていく蜜朗さんには上地雄輔。蜜朗の娘役の新津ちせちゃんも最近はすっかり大きくなってきたが、この頃はまだちっちゃくて可愛かった。






バーバラ夫人役を演じた江波杏子も完全なハマり役であったし、他にャbモソゃんを取り巻く高橋克典、片瀬那奈などもいい味を出していた。






このメインキャストに、毎回ゲスト出演する俳優陣が物語に絡んでくるが、先日残念ながら亡くなってしまった芦名星が第5話のゲストであった。



全体に穏やかなテンモナゆったりと物語が進んで行くのだが、そんな中に毎回物語の起承転結がしっかりとあって、そこに洸な感動も盛り込まれている。そしてャbモソゃんと、先代であった祖母との確執が、先代の死により、自分も代書屋として苦悩する中で、次第に先代の自分に対する気持ちや深い愛情を知ることになり、ャbモソゃん自身も自己再生の物語となっている点でも大変に面白い作品だ。



鎌倉を舞台にしたこのドラマは、鎌倉観光という意味でもとても楽しめる。ドラマの中でも鎌倉七福神めぐりが行われるし、ちょっとした鎌倉の町並みが何とも絵になるのだ。このDVDを買って、今回全8話を一気に観賞して本当に良かった。最近、きなこの散歩でも鎌倉は良く訪れているので、少ししたら参考にする為にまたゆっくりと観賞したい。

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