blue deco design lab

マイケル感動のニューアルバム!

5/14にマイケルジャクソンのニューアルバム、
『Xscape』が世界同時リリースされた。



2009年にマイケルが亡くなったが、
それから1年後の2010年に生前に録音されて
残されている膨大な未発表曲の中から厳選された
10曲が収録されたアルバム『Michael』がリリースされた。
そして、今回はまたもや未発表曲が新たに8曲収録された、
まさにマイケルのニューアルバムが4年ぶりに登場したのだ。
これはマイケルファンとしては興奮せずにはいられない!



『Xscape』には下記8曲が収録され、
今回Timbaland等の大物プロデューサーに
よって新たな息吹が吹き込まれたが、
何とデラックスエディションにはオリジナル音源の
バージョンも全8曲分収録され、更にはアルバムからの
最初のシングルとなった『Love Never Felt So Good』の
ジャスティンティンパーレイクとのデュエットバージョン
も収録されるという豪華な内容。



1) Love Never Felt So Good
2) Chicago
3) Loving You
4) A Place with No Name
5) Slave to the Rhythm
6) Do You Know Where Your Children Are
7) Blue Gangsta
8) Xscape



まずこの8曲の中で、3曲目の『Loving You』を聴いた時、
何故か思わず涙が込み上げてきた。
この曲が実際いつ頃録音されたものかはまだ確認していないが、
声の感じ、そして明るい純粋なラブソングとして極めて
完成度の高いこの曲は、恐らくアルバム『Thriller』の前後の
ものであると想像出来る。このような新たな名曲を
聴くことが出来た喜び、そして改めて我々は偉大な
天才ミュージシャンを失ってしまったことの
重大さを痛感するあまり、思わず涙が込み上げたのだ。
この素晴らしい名曲、『Loving You』がこのアルバムの
中では一番のお気に入りだ。



しかし、シングルとなった『Love Never Felt So Good』も
恐らく『Off The Wall』か『Thriller』の間辺り、
恐らく1983年頃に作られた曲では無いかと思われるが、
『Off The Wall』に収録されていてもおかしく
無いような爽やかな曲で、若く、まだ苦悩を知らない
マイケルのャWティブな明るさに満ちた曲が何とも耳に心地良い。



これも想像だが、2曲目の『Chicago』はアルバム
『BAD』の頃のような声の響きがある。そして
『A Place with No Name』は、言わばアルバム
『BAD』に収録された『Leave Me Alone』の
別バージョンとでも言えるビートとリズムが印象的で、
これも推測だが、『BAD』の際に採用されなかった曲
なのでは無いかとも思うが、この曲も実に味があって素晴らしい。



5曲目の『Slave to The Rhythm』はこれまた素晴らしい、
マイケルお得意なダンサブルなナンバー。
これに如何にもTimbalandらしいアレンジが
加えられて現代風に味付けされているが、
曲としてはアルバム『Dangerous』の頃の
ものでは無いかと思わせる曲風だ。
6曲目の『Do You Know Where Your Children Are』は、
テーマとして夜に行方がわからない子供を心配する内容で、
恐らく子供をテーマにした曲に傾注していたアルバム
『History』の頃のものであるようにも思えるが、
ある意味晩年のマイケルらしい曲だ。



7曲目の『Blue Gangsta』は本アルバムの中でも
スケールの大きさではピカイチだし、
クールなアダルトな魅力を放っており、
『Smooth Criminal』にも通じるような内容だ。
これもアルバム『Dangerous』の前後の曲では
無いかとも想像出来るテイストに仕上がっている。



そしてアルバムタイトル曲ともなっている
8曲目の『Xscape』も『Dangerous』の頃の
曲風に感じるが、一方でコーラスの使い方が
マイケル生前の最後のオリジナルアルバム
『Invincible』に収録されていてもおかしくない
ようなサウンドであるが、とても完成度が高く、
今まで日の目を見なかったのが不思議だ。



マイケルの新曲なら、どんな曲でも聴けるだけでも
感動的なのだが、このようなレベルの極めて高い
未発表曲8曲を聴くことが出来たのは本当に感無量である。
そして、改めてマイケルの偉大さに触れた思いである。
また、レコードの時代のように、全8曲という曲数も
どこか懐かしさを感じさせてくれて嬉しい。
最近は17-20曲も入っているようなアルバムも
当たり前だし、なんか1曲1曲の重みに対して、
作り手も聴き手も希薄になってしまい、
何か大切なものを失ってきたような気さえしてしまうが、
8曲だと、1曲1曲をそれぞれじっくりと
大切に味わうことが出来た。



これは今年間違い無くベストワンアルバムであろう。
そして今後も出来れば数年に1回のペースでマイケルの
残した膨大な未発表曲の中から、また新曲を聴きたいものである。
今後も不滅で永遠なマイケルの活躍を楽しみにしたい。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「音楽」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事