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待望の一冊、『語れ!ブルース・リー』発売中

ブルース・リー没後40周年記念出版、
『語れ!ブルース・リー』が
11/27に発売された。
人気の”語れ!シリーズ”最新刊である。
ブルース・リーに関する本は
数々出版されており、
以前ブログでもご紹介した通り、
僕もかなりの数を所有しているが、
今回の本はブルース・リーのことを
あまり良く知らない人が見ても
わかりやすい入門編的な内容になっている。



しかし、一方で映画スターであるリーの
紹介だけに終わらず、武道家としてのリー、
哲学家としてのリー、子煩悩で愛妻家のリーなど、
彼を様々な角度から網羅的に解説していることで、
短い構成の中ながらも彼の人間性と
そのスケール感を浮き彫りにしている点で
大変良く出来た構成だ。




まず素晴らしいのが、この表紙!
普通、ブルース・リーの本であれば、
『燃えよドラゴン』の映画からのシーンなどの
有名な写真を表紙に持ってきがちだと思うが、
あえてヒゲを生やした、『死亡遊戯』の
撮影前に屋外で撮影した練習風景からの
マニアックな写真を持ってくる辺りは
マニアにも嬉しい限りだ。



内容も映画の共演者、彼を崇拝するハリウッドスター、
女優陣等の紹介コーナーもあり、
また、それぞれの近況などにも触れており、
とても充実している。




更に、彼の筋肉美に迫る記事や、
そのトレーニング方法を
取り上げているのも新しい試みである。



彼の大ファンであることを公言している
竹中直人と沢村一樹や、リーと縁のある
サモ・ハン・キンポー、倉田保昭、
彼の武道であるジー・クン・ドーの師範、
中村頼永によるインタビューなども
収録されていて、相当濃い内容
となっているのが秀逸である。



そして、僕が何よりも感動したのは、
初めてみるブルース・リーの貴重な写真
などが結構収録されており、まだまだ未知なる
写真が存在するということを改めて痛感した。
まだ見ぬ映像もきっとあるに違いない。



この『語れ!ブルース・リー』を読めば、
短時間で如何にブルース・リーが偉大な
人物であったかを知ることが出来る。
まさに入門書でありながらも、
貴重な文献資料になっている。
ブルース・リーファンには
最高に嬉しい出版であった!




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