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英国の実力派新世代シンガー、メイジー・ピーターズ!

最近、メイジー・ピーターズという、可愛いアーティストにすっかりハマっている。イギリス出身の弱冠21歳だが、あのエド・シーランに認められて、彼の主宰する音楽レーベル“Gingerbread Man Records”と契約した、まさに大型新人である。



イギリスの“ギャル”らしくとてもルックスがキュートな彼女だが、単に可愛いだけではない。彼女は12歳頃から曲を書き始め、オリジナル曲をYouTubeにアップ始めて注目を集め、あのテイラー・スウィフトやエド・シーランも認める存在となった。まさに今をときめくアーティストがメイジー・ピーターズである。



今年8月には彼女のファーストアルバム、『You Signed Up For This』がリリースされた。収録曲は下記の14曲。とてもバラエティーに富んだ、素晴らしいアルバムに仕上がっている。またジャケットの写真もロンドン風味が出ていてとても可愛い!



1) You Signed Up For This
2) I’m Trying (Not Friends)
3) John Hughes Movie
4) Outdoor Pool
5) Love Him I Don’t
6) Psycho
7) Boy
8) Hollow
9) Villain
10)Brooklyn
11)Elvis Song
12)Talking To Strangers
13)Volcano
14)Tough Act

アルバムはまずキャッチーな『You Signed Up For This』で幕を開けるが、この曲でメイジーの魅力がいきなりガツンとやられる。アルバム全体の中でもかなりお気に入りの1曲だ。



そして僕がアルバムの中で最も気に入ったのが、3曲目の『John Hughes Movie』。タイトルとなっているJohn Hughesとは、僕もブログで以前取り上げたが、80年代に一世を風靡したラブコメ映画を世に送り出した監督の名前だ。代表作としてモリー・リングウォルド主演の『すてきな片思い』、『プリティーインピンク』、そして青春映画としてヒットした『ブレックファスト・クラブ』などがあるが、まさにJohn Hughesのラブコメのようなヒロインを夢見る女の子の切ない青春を描いた曲で、切ない歌詞とキャッチーなメロディーが見事に調和した作品となっている。



John Hughesの映画はまさに80年代の作品群なので、メイジーからすればかなり昔の映画だと思うが、曲のテーマに取り上げるあたりが見事なセンスであると言えるし、僕のような80年代にJohn Hughesをリアルタイムで観ていたおじさん世代としては、メイジーが取り上げてくれることで何だか嬉しくなってしまった(笑)。そしてマニアックだが、彼女がこの曲の中で”アディダス“と言う歌詞があるのだが、この”アディダス“の言い方が何とも可愛くて思わずキュンキュンしてしまった(笑)。



アルバムで一番のハイライトは、やはりエド・シーランがプロデュースした先行シングルとして話題を集めた『Psycho』だろう。アルバムの中でも一番軽快でャbプな曲であり、さすがのシングル曲だが、一度聴くと病み付きになるサビのメロディーがとても印象的だ。曲の後半に向かってバックトラックの音数が増えていく構成もなかなか凝っている。この曲を聴いても彼女がタダものではないことがわかる。また、この曲のミュージックビデオもかなり可愛いので要チェックだ。



最近の音楽業界のトレンドは、ビリー・アイリッシュなどの台頭により、まさに新世代シンガーが世界を席巻する時代となっていた。これはこれで新鮮で面白いのだが、メイジー・ピーターズはある意味ガールズャbプの王道回帰でもあり、何だかとても懐かしくも新しい感覚を覚えてしまった。ここ最近気に入っているアーティストで言えば、英国ではDua Lipa、そして米国ではビリー・アイリッシュだが、また今年もワクワクするような大型アーティストが現れたものだ。



皆さんもぜひ一度メイジー・ピーターズのファーストアルバムを視聴されることをおススメしたい。
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