1. Genie in a bottle
2. What a girl wants
3. I turn to you
4. Come on over baby
5. Nobody wants to be lonely
6. Lady Marmalade
7. Dirrty
8. Fighter
9. Beautiful
10. The Voice within
11. Ain’t no other man
12. Candyman
13. Hurt
14. Genie 2.0
15. Keeps getting better
16. Dynamite
17. You are what you are (Beautiful)
どの曲も好きだが、この中でも特に好きな曲は「Ain’t no other man」。サードアルバムの「Back to Basics」に収録されている曲だが、実に心踊る名曲である。特にアギレラが早いテンモフ中見事な歌唱力でたたみかけ、そして声が混ざり合う迫力のボーカルが圧巻である。この曲は発売された当時、携帯の着メロとしても長い間愛用していたことでも印象深い。
次に好きな曲がバラードの名曲で業界からも高い評価が得られた「Beautiful」。この曲は過激なジャケ写や歌詞で当時話題になったセカンドアルバムの「Stripped」に収録された王道的なバラード。彼女の美しい歌声が堪能出来る曲としては最もお勧めである。
このベストアルバムのタイトル曲ともなっている新曲の「Keeps Getting Better」は、個人的には「Ain’t no other man」、「Beautiful」に次ぐ傑作だと思う。歌詞がなかなかアギレラらしくて可愛いし、何と言っても独特な曲風が実にノリノリながらも色っぽさも兼ね備えており、絶妙である。
この他、二コールキッドマン主演の異色ミュージカル映画「ムーランルージュ」の主題歌でもあった「Lady Marmalade」もなかなか素晴らしい出来栄えだ。この曲はアギレラだけでは無く、他にもリルキム、Pinkなど有名歌手が参加しているが、中でもアギレラが目立っていた。また、デビュー曲の「Genie in a bottle」は最初の曲という意味でインパクトがあったが、アイドルのような可愛い容姿ながら、マライヤキャリーのようなパワフルな歌唱力のあるアギレラの登場にかなり驚いたものだ。
クリスティーナ・アギレラがジャスティン・ティンバーレイクやブリットニーとも一緒だったMickey Mouse Club出身なのは有名だが、マスコミではブリットニーと常に比較されたり、悪い仲などが話題になったりすることも多い。またブリットニー同様、二人とも既に結婚・出産を経験しているが、その後の状況としてはアル中問題やストレスなどもあってすっかり太ってしまい、パブリックイメージがガタガタになってしまったブリットニーに対して、アギレラは依然として良い、カッコいいイメージをキープしている点で実に対照的だ。アギレラも妊娠時には大きなお腹でのヌードを披露したり、サードアルバムではマリリン・モンローばりなルックスに変え、スタンダード的な曲風を意識するなど、常に話題には事欠かないが、私生活で特段悪いイメージを振りまくような失態は犯していない。またアギレラはアメリカ人ながら、やや小柄な感じもあり、なぜか日本人にも親しみやすい、キュートな顔立ちも魅力の一つである。そしてこのルックスと迫力満点の歌唱力のギャップが最高であり、実力派たる所以である。来年には4枚目のオリジナルアルバムも発売予定にて、これから益々彼女の活躍に注目したい。
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