もりのぼたもち

釣り、健康ランニングとお城巡りを楽しむアラ還おじさんです。
何事にもドンマイ!の気持ちであちこち出かけています。

特別展 「龍馬伝」~京都文化博物館

2010年07月13日 | イベント
大河ドラマで人気の「龍馬伝」の特別展を、京都文化博物館へ観に行ってきました。



私は、坂本龍馬が大好きです。

良くあるパターンですが、十代の時に司馬遼太郎さんの「竜馬がゆく 全8巻」を読み、それから心酔しています。

お墓参りや高知訪問なども、もちろんしてきました。

そんな龍馬ファン歴約30年の私が、先月出張で近くへ行った際、特別展のことを知り、

行ってみたいと思っていたまま日が経ち、気付けば今月の19日で終了とのこと。



これは、是非とも行っておかねばと思い立ち、京都まで出かけました。

平日のため、空いているだろうと考えていたのですが、開館10時ですでに行列ができています。

入場料1,200円を支払い入場すると、ずっと列が続いています。



列の最後尾から、ズルズルとゆっくり進みます。

みなさん、しっかりと展示品の説明書きを読まれ、そしてしっかりと見られているため、なかなか進まないのです。

まぁ、私も同じようにしっかりと読み、そしてじっくりと見ているため、この進み具合で丁度でした。

展示品の中には、直筆の手紙や刀、小物入れなど龍馬ゆかりの品々が並び、

また関連した方々(武市半平太、勝海舟、岩崎弥太郎、海援隊、薩長など)の物も、たくさん展示されています。

幼馴染だった平井収二郎の爪をはがしながらの血で書いた辞世や、龍馬が切られた時に後ろにあった血の付いた屏風など

オッと、思ってしまうものまでたくさんありました。

龍馬だけでなく、歴史背景なども分かり大変興味深い展示会でした。

今回の展示会に来られている方は、8割くらいが女性の方。そして、年齢も様々。

若い世代の方は、黙ってしんみりと観ておられますが、年配のおばさんは、しゃべりすぎ。

自分の知っていることを、お互いにしゃべり合い、うるさいのなんの。

これは、ちと迷惑に感じました。

そして、博物館をあとにして、頭の中が幕末状態の私は、歩いて行けるゆかりの地巡りへと向かいました。

まず、近江屋です。

ここは、海援隊の坂本龍馬、陸援隊の中岡慎太郎が殺害された場所です。



今はコンビニとなっていますが、立て看板を読みながら、しばし感慨にふけっていました。

 

それから、ウロウロとしていると、中岡慎太郎寓居の地に到着。



ここも、お店になっていまして、碑だけを見るのみです。



次は、材木商の酢屋で、坂本龍馬寓居跡です。



2階には、龍馬が使用していた部屋があり、見学OKと案内がされていました。(私は、遠慮しましたが。)



ここで立て看板を読んでいると、たくさんの歴女と言うか、歴熟女の方々がワイワイ来られました。



今、まさにブームと言う感じです。

そして、高瀬川に出ますと、さすがに水量が多く、濁った水のため、風情がありません。

 

その後、三条小橋付近では、佐久間象山・大村益次郎が襲われたところになります。
 

その近くには、あの池田屋があり、大きく分かりやすい看板がありました。

 

今では、海鮮屋さんとなっていますが、名前は池田屋です。



ここでも、多くの人が殺害されたかと思うと、現代とのギャップを感じた次第です。



それから、東山へお墓参りと思ったのですが、疲れてきました。

博物館で3時間。その後、市内を徒歩でウロウロ。

さすがに、もう帰ろうと、途中、織田信長で有名な本能寺に立ち寄り、駐車場へ戻りました。



なかなか心に満足感がある一日でした。

次は、高知県を訪ねたいと思っています。






コメント
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