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ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

フランコ・コレッリ東京ライヴヴェルディ「リゴレット」~女心の歌

2010年11月15日 | オペラ
Franco Corelli "La donna e mobile" Rigoletto


本来はもっと軽やかな声のテノールが歌うアリアだけれど、コレッリのような強い声の持ち主が歌うと、もうラクラク!
声に余裕があり、楽しめる。

コレッリのレパートリーではない「リゴレット」のマントヴァ公爵の歌。
「風の中の羽のように、いつも変わる女心」と訳されているけど、このマントヴァ公爵は女性とみればどんどん声をかけるドン・ファン。
このオペラでは純情な娘のジルダを欺く軽薄な役柄。

それにしてもコレッリの声で聴けた日本のオペラファンは幸せでしたね。


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さすが、一味違いますね。 (ぐらっぱ亭)
2010-11-15 09:39:41
初めてじっくり聴きましたが、跳ねるような発音に特徴がありますね。mobilをモッビルと強く跳ねてます。全体に早いし、エンディングの修飾部は物凄く早く小気味いいですね。結構引っ張る人が多い中で、際立っています。それと母音の、特にエの発音がどれもéではなくèという、ややあいまいさが軟らかさを増す効果があるんですかね。素人の寝言ですみません。
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全くその通りです! (ぐらっぱ亭様へ  ベッラ)
2010-11-15 13:00:24
発音にドキリとさせられました。
こんな歌い方聴いたのは初めてです。
とびはねるような、音符が縦に聴こえて新鮮です。コレッリはひとつひとつ研究に研究を重ねるあまり、完全主義者なので神経質になり、よくキャンセルしてしまうということです。
「清きアイーダ」で最後の高音をカルーソがしたようにメッツアヴォーチェで歌ったり、ベルゴンツイとも仲良くしてよく研究したらしいです。あの「3大テノール」など側にも寄れません。パヴァロッティはピアニッシモはファルセットでしかも透明感に欠け、ドミンゴの声は贅肉です。カレーラスは言葉の活かし方がディ・ステーファノのように上手いのですが、声そのものが平板・・・。
こんなことを想うのも、黄金時代の名歌手を聴いてしまった悲劇です。
アルファベットが変な字になっていてすみません。この変な字、よく出てくるのです。
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