Franco Corelli "La donna e mobile" Rigoletto
本来はもっと軽やかな声のテノールが歌うアリアだけれど、コレッリのような強い声の持ち主が歌うと、もうラクラク!
声に余裕があり、楽しめる。
コレッリのレパートリーではない「リゴレット」のマントヴァ公爵の歌。
「風の中の羽のように、いつも変わる女心」と訳されているけど、このマントヴァ公爵は女性とみればどんどん声をかけるドン・ファン。
このオペラでは純情な娘のジルダを欺く軽薄な役柄。
それにしてもコレッリの声で聴けた日本のオペラファンは幸せでしたね。
本来はもっと軽やかな声のテノールが歌うアリアだけれど、コレッリのような強い声の持ち主が歌うと、もうラクラク!
声に余裕があり、楽しめる。
コレッリのレパートリーではない「リゴレット」のマントヴァ公爵の歌。
「風の中の羽のように、いつも変わる女心」と訳されているけど、このマントヴァ公爵は女性とみればどんどん声をかけるドン・ファン。
このオペラでは純情な娘のジルダを欺く軽薄な役柄。
それにしてもコレッリの声で聴けた日本のオペラファンは幸せでしたね。

こんな歌い方聴いたのは初めてです。
とびはねるような、音符が縦に聴こえて新鮮です。コレッリはひとつひとつ研究に研究を重ねるあまり、完全主義者なので神経質になり、よくキャンセルしてしまうということです。
「清きアイーダ」で最後の高音をカルーソがしたようにメッツアヴォーチェで歌ったり、ベルゴンツイとも仲良くしてよく研究したらしいです。あの「3大テノール」など側にも寄れません。パヴァロッティはピアニッシモはファルセットでしかも透明感に欠け、ドミンゴの声は贅肉です。カレーラスは言葉の活かし方がディ・ステーファノのように上手いのですが、声そのものが平板・・・。
こんなことを想うのも、黄金時代の名歌手を聴いてしまった悲劇です。
アルファベットが変な字になっていてすみません。この変な字、よく出てくるのです。