岸田総理とゼレンスキー大統領の首脳会談 将来について軽々なことは言えない日本 長期間の支援保証を求めるウクライナ
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年6月14日
G7サミット=主要7か国首脳会議に出席するためイタリアを訪問している岸田総理は、ウクライナのゼレンスキー大統領と首脳会談を行い、日本として可能な範囲で防衛支援を行うなどとする2国間文書を交わしました。
2国間文書では、日本として、
▼「憲法上及び法律上の要件と規則」に従って可能な範囲で防衛支援を行うことや、
▼地雷除去・がれき処理を含む、復旧・復興支援に取り組むことなどが確認されました。
岸田総理
「日本はG7を始めとする同志国と連携し、ウクライナを強力に支援してまいります」
岸田総理はウクライナにおける地雷対策に関する国際会合を来年、日本が主催する考えや、ロシアに軍事転用可能な物資を提供した疑いのある、中国など第三国の団体に制裁を科すことを検討していることなどをゼレンスキー大統領に伝えました。
一方、2国間文書の有効期間は今後10年間とされ、いずれかの通知で終了できるとしました。
政府関係者によりますと、長期間の支援保証を求めるウクライナ側と将来のことについて軽々なことは言えない日本側との間で調整がギリギリまで続いたということです。
サミット最大のテーマであるウクライナ支援で少しでも国際社会にアピールを図った格好ですが、苦悩のあとも伺える内容となりました。岸田総理とゼレンスキー大統領の首脳会談 将来について軽々なことは言えない日本 長期間の支援保証を求めるウクライナ - 記事詳細|Infoseekニュース
ブログ主・・・日本では相手の立場も考えて推し量るような表現が昔からありますが、外国では「あいまいな態度や言動」は通用しません。長年外相を務めてきた岸田首相はそれを知らないはずはないと思いますが、やはりご存知ないのですね。日本ができることやその期間など、岸田首相は「日本の立場」ではなく、どこの国の立場を安請け合いして言っているのでしょうか。
国際政治学者の倉西雅子氏のご意見(サイトから)
>目下、同二国間協定は、日本国内に衝撃を与えています。何故ならば、同協定のⅢとして「将来の武力攻撃の際の協力」が置かれ、その第1項に「ウクライナに対する将来のロシアの武力攻撃の際、両当事者は、両当事者のいずれかの要請により、適切な次の行動を決定するために、二国間又は両当事者が適切と考えるその他の経路を通じて、24時間以内に協議を行う。」と明記されているからです。
・・・日本国は、民主主義国家なのですから、日本国の安全保障政策については、先ずもって国会を含む国民的な議論に付すべきです。また、今般の「日・ウクライナ支援協力アコード」についても「国会承認条約」とすべきよう、政府に対して要求すべきですし、民意を問うための衆議院解散・総選挙が実施されて然るべきです。(以上)
【特別公開】弁護士が語る、自民党憲法改正で日本が危ない!
最初は秋山弁護士、44分から深田萌絵氏のお話です。大変重要な本音のお話です。
過激な「ホシュ」に騙されて洗脳されてはならない、私もそう思っていました。
「ホシュ」は日本を考える「保守」ではありません。深田女史も「洗脳」の恐ろしさを述べています。
私は最初からアホッシュが嫌いでした。過激な皇国史観も大疑問でした。気持ち悪いほど一般人の犠牲を強要するような思想はあのスターリン思想とどこが違うのでしょうか。
左右で判断させるのは「罠」だ、「正しいか間違っているか」が重要だ、と言った故三宅博先生の言葉を思います。私はその言葉を今ほど深く感じることはありません。(ブログ主)
その他
NTT法廃止で↓になります。 ・有事に通信が繋がらない! ・携帯料金が上がる! ・通信事業者が倒産する! ・防衛省の通信インフラが外資のモノに! ・日本最大の防空壕が失われ有事に逃げ場なし! ・裏金議員の私物化に! 断固反対していきましょう!
★ また「月刊日本」6月号で南丘喜八郎氏が的確なエッセイを書いておられます。『米国の属国のままでいいのか』・・・畏友の奥山篤信氏から知らされ、すぐに読みましたが、素晴らしい。
今、発売中なので南岡喜八郎氏のエッセイは転載を許可もなくできないのが残念です。
少しだけ、歴史的な事実の一節をご紹介します。
「昭和27年、マーフィ駐日大使、吉田茂総理、岡崎勝男外相が有事の際の自衛隊の指揮権について次の口頭条約を結んでいた。クラーク司令官の統合参謀本部宛ての機密文書には次のように示されている。
「吉田氏は有事の際の司令官は合衆国によって任命されるべきである」
・・・今回の日米首脳会議(バイデン・岸田)は、自衛隊の指揮権を米国に移譲するという密約の再確認したということなのだ。敗戦後のホシュ政治家は石橋湛山らの例外を除き、独立自尊を米国に奪われても何ら痛痒を感じない厚顔無恥な売国政治家ばかりということだ。
ブログのティールーム
この録音は1970年、指揮者リッカルド・ムーティが世界に出てきてヴェルディを振った若き日の記録。
ヒロインのオダベッラを歌ったのはすでに全盛期を過ぎたヴェルディソプラノ、アントニエッタ・ステッラ。
他のドラマティック・ソプラノが激しく歌うのに比べて、ステッラは女性の情感を感じさせる。
ヴェルディ「アッティラ」より女戦士オダベッラの登場で歌う<聖なる祖国>。
当時のコメントには次のような言葉がある。
>美しくビロードのような音色ですが、戦士のような態度に欠けており、より「女性的」な部分に適している、またはより適しています。
私はこれがステッラのヴェルディ歌唱における最重点だったのではないかと思う。ステッラはまぎれもなく
ヴェルディが望んだタイプのソプラノとして最高峰だったのだから。ステッラの表現するオダベッラは強い女戦士というよりも父を殺害されて後に引けぬ心意気だけで出てきたヒロインではないか?そこに覇王アッティラがこともあろうに美しくけなげな彼女に一瞬に恋をし、彼女の剣の腕前を笑って自分の剣を与えるのだから。(彼女はそれを受け取ってアッティラ殺害への決意を勇んで退場する。女戦士というよりは愛らしさまで感じる。)その証拠にローマの英雄で策士のエツイオは彼女を利用することはあっても女性としては何の関心も示さない。
ヴェルディソプラノはヴァーグナーのブリュンヒルデではない。また同時代のマリア・カラスはこの役を降りたのは喉を傷めるからという。(ブログ主)
Antonietta Stella-"Santo di patria..", Attila, G. Verdi