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時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

靖国神社の落書き男に中国も頭を痛める(フランス)/原爆慰霊をイデオロギー問題にしてはならない。

2024年06月13日 | 政治

靖国神社の落書き、日本が怒っているだけでなく中国も頭を痛める―仏メディア

Record China

東京都千代田区の靖国神社の石柱に中国人の男が落書きした問題をめぐり、仏国際放送局ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)中国語版は「日本が怒っているだけでなく、中国も頭を痛めている」とする記事を掲載した。

先日、男が靖国神社の石柱に向かって放尿するようなしぐさをした後、スプレーで「Toilet(トイレ)」と落書きする様子を撮影した動画が中国のSNSに投稿され物議を醸した。本件について警視庁麴町署が器物損壊の疑いで捜査を開始したものの、ほどなく男がすでに中国に帰国したことが判明した。

「鉄頭(アイアンヘッド)」と名乗るこの男の名は董光明(ドン・グアンミン)といい、抖音(ドウイン。中国版TikTok)で518万のフォロワーを持つインフルエンサーだったが、過去に不適切な動画で世間を騒がせたことで、中国のSNSアカウントは封鎖されている。

中国のSNS上ではこの「アイアンヘッド」を称賛する声がある一方で、「こんなのは愛国ではない」「トラフィックを集めるために愛国心を利用しているだけ」など、批判の声も少なくなかった。

記事は、「この男の行為はもはや表現の自由の範ちゅうを超え、犯罪行為である」と指摘した上で、「どんな動機で落書きを行ったのか。靖国神社という施設への怒りから来ているわけでもなさそうだ」と言及。帰国したアイアンヘッドが「日本政府が海に汚染水(処理水)を放出していることに対抗するためだ。自首するつもりはない」と語ったことを紹介した。

その上で、「男の落書きは、中国にも数々の外交上の迷惑をかけている」と指摘。日本政府が本件について外交ルートを通じて中国側に懸念を伝えたこと、高須クリニックの高須克弥院長が男を捕まえた人に1000万円の報奨金を出すと宣言するなど波紋を広げたことを挙げ、騒動が拡大したことで中国政府を巻き込む形になったと述べた。

そして、同国外交部の毛寧(マオ・ニン)報道官が「靖国神社は日本軍国主義が対外的に発動した侵略戦争の精神的象徴であり、日本側は侵略の歴史を直視し反省すべき」との立場を示す一方、「外国にいる中国人には現地の法律・法規を順守し、理性的に訴えを示すよう注意を促したい」と相反する内容を述べたことから、中国政府も自国民の行き過ぎた愛国心に頭を悩ませている様子が見て取れると評した。(翻訳・編集/北田)

 中国が日本政府に「裏のルート」で詫びを入れている、というコメントもあったが真偽のほどはわからない。フランスで「無名兵士を悼む凱旋門」に同じようなことが起これば、国をあげて大変なことになったであろう。

 何れの国民も望みもせず、合意もしていない戦争に、背信的な政治家達によって巻き込まれてしまう懸念
日本国の岸田首相を見れば当然に予測されるのですが、何れの国民も望みもせず、合意もしていない戦争に、背信的な政治家達によって巻き込まれてしまうのです。第三次世界大戦の結果として利益や権力を得るのは一部の戦争利権を握る世界権力、並びに、そのおこぼれに与る少数の人々に過ぎないのですから、何れの国の国民も、その政府が‘騙されたふり’をしつつ協力しているとも推測される第三次世界大戦計画については十分に警戒し、それを阻止する努力を怠ってはならないと思うのです。(国際政治学者 倉西雅子氏)

ブログ主・・・ 全く同感です。エマニュエル駐日米大使の日本国内を自国のようにふるまうあの状態では、ますます多くの懸念を感じています。エマニュエル氏は日本をアメリカの先兵とし、日本国民の命と財産を米国に捧げるべきものという考えを持っているのでしょう。日本は日本人が決める、このことさえせせら笑うような態度ではPersona non Grataも中国の駐日大使(日本人を火の中へ)発言と共に、駐日大使として交替を要求すべきでしょう。
報道によると・・・自衛隊と在日アメリカ軍の部隊連携をより円滑にするための指揮統制のあり方をめぐっても協議が行われる見通しで、エマニュエル大使は「われわれはこれまでとは異なるレベルの戦略的な挑戦に直面し始めており、これまでの構造は直面する課題にふさわしくない」として指揮統制に関する協議が進むことに期待。・・・とんでもないことだ!!
ヨーロッパでも米国だけに顔を向けているのではない!!

まず自国の安全を自分たちの政府が決める、としている・・・
過激な一部の人たちはエマニュエル大使に同感と言っているがそれは売国である。
またニュースでは「戦術核使用」についてよく書かれているが、昨年の「原爆慰霊」の日にロシア駐日大使の参加を阻んだ。(ロシア大使は独自に別の日に広島の原爆慰霊に参加)日本国内でふたつの意見が「原爆慰霊」について毎年別れているが、これは日本の「国内問題」である。
原爆使用については断固として反対し、犠牲になられた方々の「慰霊」をするのに政治的なことを超えて行うべきであった。ロシア大使はなぜ突然広島へ 炎天下の熱弁27分、ほの見えた狙い [核といのちを考える] [広島県]:朝日新聞デジタル (asahi.com)
このような判断をした広島市長をはじめ、それを黙認したような政府に強く抗議する。
これはイデオロギー問題にしてはならない。(ブログ主)

ブログのティールーム

戦後まもなく、当時世界最高のメッツオ・ソプラノ、ジュリエッタ・シミオナートらが広島の慈善コンサートを開いた。当時の演奏は残っていないが、歌ったのはヴェルディ「ドン・カルロ」~酷い運命よ!

Giulietta Simionato ~ " Don Carlo " Salzburg 1958


Yahoo!オークション - Ol193 ジュリエッタ・シミオナート/ロッシーニ ...


「シミオナートが歌わないエボーリ(ヴェルディの「ドン・カルロ」は他には考えられない」と、シミオナート引退を嘆いた指揮者のカラヤンと。幸運にも私はシミオナートの引退前の素晴らしい声を聴けた。
そして高齢のシミオナートと後に会えたことだった。

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