ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

なんとなくケシカラン話しの続き

2018年04月19日 | 戯言
なんとなくケシカラン話しの続き。

オヤジの30数年の社会人経験の中で、男女1対1での夜の会食という経験はありませんし、機会があったとしても避けたと思います。
民間で言えばキーマン同士の密談でもない限り、男女問わず最低でも一方が複数というのが常ではないでしょうか。

取材だからこそ1対1なのだとしても、何故夜の会食の形式を取るのかは当然仕掛ける側に意図があります。

勿論、受ける側にも意図があるわけで、今回の問題はそこにケシカランものがあったようです。
ご本人は否定されていますが、録音された言葉を発したことは事実とすれば、相手がそれにハラスメントを感じればアウトなのが今の世間の常識です。

昨日は第三者に取材情報を漏らすのは問題だと申し上げましたが、折角取材した記事がボツになった時に諦めきれずに他の発表の機会を求めて情報を流すことは建前上は無いそうですがどうも珍しいことではないそうです。

今回の場合は記者本人への2次被害を懸念する風を装って、その人を守るべき組織が組織を守ることを優先してしまった結果として、第三者に情報が流れたのですから、二重の意味でこちらもケシカラン話しです。

取材された立場からすれば、何故自分が取材された時の音声が取材先とは異なる、しかも出版社も異なる週刊誌から断片的な会話を繋ぎ合わせて発表されるのか、こりゃハメられたと思ったとしても肯けない訳ではありません。ひょっとしてご本人はだからハラスメントについて強硬に否定するのでしょうか。
いやいや、断片的な一言だけでもそのケシカランさには一片の同情の余地もありませんぞ。

ということでヤフーニュース配信東洋経済ONLINE2018年4月19日付「セクハラ醜聞が暴いた『不健全な取材』の実態」を読んで感じたことでした。



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