ビール業界大手4社の今年の事業方針が出揃いました。
4社とも業界全体での前年割れを予測し、自社目標も1社を除いて対前年比ではマイナス目標ということでマスコミも取り上げています。
オヤジのところはほぼ前年並みの目標ですが、確かに厳密には微減目標です。
某競合は「初の・・・」ということで記事になっていましたが、今の国内酒類を取り巻く環境変化のトレンドを考えれば、ほぼ確実にこの傾向はこれからも続くし、舵取りを誤るとこの流れは加速していきます。
確かに何処で売れているかという小売段階のお客様接点は変化し、集約化されていますが、総量が減り続けていることは確実で、小売段階では売上を伸ばしている感覚でも、メーカーの視点では確実にどこかで売上が減少しており、単に出口が変わっただけとしか受け止めようがありません。
総量が減ると言うことは、トータルコストも減らしていかなければ収支のバランスは取れないワケで、総需要が伸びていた時代とは自ずと営業スタイルの変化が求められていると感じています。
そんな悩ましい状況の中で価格改定に踏み切らざるを得ないだけに、いつもは強気な競合の年度目標すらマイナスになっているのを知り、敵も悩んでいることが伝わってきます。
でも、現実はもっと厳しいでしょう。
そして酒類業界でも、まだそれが判っていないところがあるのも現実です。
4社とも業界全体での前年割れを予測し、自社目標も1社を除いて対前年比ではマイナス目標ということでマスコミも取り上げています。
オヤジのところはほぼ前年並みの目標ですが、確かに厳密には微減目標です。
某競合は「初の・・・」ということで記事になっていましたが、今の国内酒類を取り巻く環境変化のトレンドを考えれば、ほぼ確実にこの傾向はこれからも続くし、舵取りを誤るとこの流れは加速していきます。
確かに何処で売れているかという小売段階のお客様接点は変化し、集約化されていますが、総量が減り続けていることは確実で、小売段階では売上を伸ばしている感覚でも、メーカーの視点では確実にどこかで売上が減少しており、単に出口が変わっただけとしか受け止めようがありません。
総量が減ると言うことは、トータルコストも減らしていかなければ収支のバランスは取れないワケで、総需要が伸びていた時代とは自ずと営業スタイルの変化が求められていると感じています。
そんな悩ましい状況の中で価格改定に踏み切らざるを得ないだけに、いつもは強気な競合の年度目標すらマイナスになっているのを知り、敵も悩んでいることが伝わってきます。
でも、現実はもっと厳しいでしょう。
そして酒類業界でも、まだそれが判っていないところがあるのも現実です。
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