ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

序曲「1812年」

2022年03月04日 | 時事
現在感染者数714,422名(前日比:+12,044名)、重症者数1,418名(前日比:-34名)。2022年3月4日22時20分現在
重症者数1,418/現在感染者数714,422=0.198%

チャイコフスキーの序曲「1812年」が「ロシアの戦勝曲」であるとして演奏を取り止めたり、プログラムの変更が為されるということが、国内のプロオケ、アマオケで起きているようです。
(ヤフーニュース配信朝日新聞DIGITAL2022年3月4日付「『ロシアの戦勝曲』曲目を変更 中部フィルの演奏会」)
(ヤフーニュース配信まいどなニュース2022年3月4日付「ロシア戦勝曲『1812年』演目変更や演奏中止に賛否 交響詩『フィンランディア』に変更した中部フィルに理由を聞いた」)
それぞれが真剣に悩んだ上での苦渋の判断でしょう。外野がとやかくいう筋合いでありません。

それでもこの曲が描いた「1812年」の帝政ロシアとナポレオンの戦いにおいては、ロシアは理不尽な侵攻を受けた側であり現状とは真逆の立場でした。
その観点で言えば、「1812年」を演奏することは、今のロシアを肯定・賛美することではなく、むしろ今のロシアは1812年のナポレオンそのもので、言うことを聞かないヤツを力で捻じ伏せようとしてもその暴挙は最終的には打ち負かされるぞというアンチテーゼになるのではとオヤジは思えるのです。

それこそチャイコフスキーやその作品に罪はありません。
かつて我が国でも敵性用語使用禁止で野球の「ストライク」、「ボール」を「よし」、「だめ」といった時代がありましたが、それがいかにナンセンスであったかは歴史的に学んできたはずなんですが。。。

そうはいってもオヤジとは考え方が異なれど、演奏とは直接関係ない雑音が起きてしまうのでしょう。
リスク回避も大事な観点です。
それにしても何とも不便かつ不穏な世の中になってきました。
コメント
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