ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

放火前提の防火対策って・・・

2021年12月18日 | 時事
昨日の大阪での放火事件の被害者の方々にお見舞い申し上げ、犠牲となられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。合掌。

今から20年ほど前に、このビルの前を通勤の折に毎日のように歩いておりました。
かつて見慣れた風景の中で起きた事件だけにオヤジとしては一層驚き、悲しみ、そして怒りを感じています。

これまで火災事故で多くの人が犠牲になる度に法律は整備され、防火対策に関しての規制が厳しくなってきました。
(読売新聞オンライン読者会員限定配信2021年12月18日付「[スキャナー]大阪ビル放火、階段は玄関近くに1か所、避難困難…30分で鎮圧も被害甚大」)
ただこれまではあくまでも失火前提の対策です。

昨日の事件のような放火を前提とした防火対策整備となると、燃えない素材で有毒ガスを発生させない建物にする以外方法は無いのでは・・・って、そんな建物が現在どれだけ存在するのでしょうか。
言わば交通安全対策を自動車は人に向かって突っ込んでくるものとして考えざるを得ないと言うことと同義に近い気がします。

そこまで悪意を前提として考えなければ被害者、犠牲者が出ることを防げない世の中とは・・・(嘆)
犯行動機を訊けば彼らなりにやむにやまれぬ事情があるでしょうが、己の思いを果たすために無関係な第3者を巻き込むことを厭わない無責任さ、もしくは自分勝手さに同情の余地はありません。
厳罰をもって償わせなければなりません。
コメント
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