ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

体罰

2013年01月11日 | 時事
体罰についての議論は尽きません。

オヤジは一概に体罰が悪いとは思いませんが、この手の問題が起きた時に感じるのは指導される対象の生徒の気持ちを指導する教師がどれだけ斟酌して体罰という手段をとっているかということです。
人を活かすということはそれぞれの個性を踏まえて伸びようとするチカラを引き出してあげること。
決して、十把一絡げの理屈では実現できません。

そう考えると今回の顧問の先生は生徒が主語では無く、自分が主語になっていることが記事の中の発言からも見えてきます。
真剣さの発露でなく、恐怖による緊張で本気を出させようとするのは驕り以外の何物でもありません。

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<バスケ顧問、「体罰必要」「たたくことでよい方向に向かう生徒も」市教委が聞き取り詳細公表>
産経新聞 http://sankei.jp.msn.com/ 2013年1月11日

 大阪市立桜宮高2年でバスケットボール部主将の男子生徒=当時(17)=が顧問の男性教諭(47)から体罰を受けた後に自殺した問題で、市教育委員会は11日、昨年12月に実施した顧問への聞き取り調査の詳細を公表した。顧問は「右手と左手で、交互に平手でやった」と具体的な体罰状況を説明していた。

 顧問は体罰抜きの指導をできなかったのか問われ「できたかもしれないが、たたくことでよい方向に向く生徒もいた」と説明。体罰は部を強くするために「必要だと思う」とも回答した。部内での体罰が常態化していたとみられる。

 自殺した生徒には「(体罰が)厳しすぎた」とも強調していた。

 生徒は昨年12月23日に自殺し、市教委は同28日午後に約1時間、顧問から聞き取り。自殺を公表した今月8日以降、市教委の説明は二転三転することが多く、この日の会見で「混乱させて申し訳ない」と謝罪した。
コメント (2)
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