ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

何気ない仕草のサイン

2005年12月30日 | 戯言
昼食で行ったイタメシ屋。入り口にお客様から石窯が見えるようになって本格的なピザを焼いている。料理もそれなりにおいしい、店員の接客も標準で人によるバラツキは少ない。

・・・が、時間的にはランチタイムもそろそろ終わりといった頃合い、席も大分空いてきている、ディナータイムに向けての準備なのだろうか、スタッフの一人が空きテーブルのテーブルクロスを取り替え始めた。それはいい。

ところが、オヤジのテーブルではないが、まだ食事中のお客様がいるテーブルの隣でクロスを広げて取り替え始めた。おいおい、そこから始めなくても他にお客様がいないスペースのテーブルがあるじゃないの???
隣のテーブルで食事中のお客様は、決して文句は言わないが、明らかに気にしている。そりゃ落ち着かないよな、となりでバサバサやられちゃ、さっさと食べてさっさと帰れとサインを送られているようなもの。

気にするかしないかは受け手次第かもしれないが、お客様に対してどこまで気配りをしているかがこういったところから見えてくる。

丁寧な応対はどこの店でも当たり前のようにしているが、本当にお客様を心地良くしたいという気持ちを持って応対しているか、マニュアルに書いてあるから業務としてそうしているか、この差は何気ないところに現れる。
確かに難しいことだが、これができているところに本当のお客様はつく。

その店員さんは決して悪気もないが、気づいてもいない。オヤジが勝手に感じただけ。でも、それがお客様のそのお店への評価に繋がっていく。


コメント
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