幕末掃苔屋 公式ブログ

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近況報告

2011年04月19日 | その他

もう半月前のことになりますが、全国歴史研究会 本部春季研究発表大会に出席してきました。
講演内容は、
日本家系図学会会長の宝賀寿男先生による「河内王朝の系譜」
古代史懇話会会長の竹村絋一先生による「頼朝挙兵時の坂東の情勢」
兵庫歴史研究会副会長の阪本信子先生による「太平記の主役は誰か」
徳島歴史研究会副会長の竹本弘子先生による「運命を生き抜いた稀有な武将・荒木村重」
(社)日本防犯設備協会特別講師の富田俊彦先生による「大江戸犯科帳」
水戸の会会長の堀江洋之先生による「水戸藩士と吉田松陰」
でした。
6名の講師による研究発表大会でしたが、いずれも大変な熱意が伝わってくる講演で、大いに刺激を受けました。
講演会の後、講師を囲んでの懇親会にも参加させていただきました。
長年にわたり歴史を道楽としてこられた先輩方と語り合うことができ、有意義で楽しい時間を過ごせました。

また、先週は浅草寺で開催中の平成本堂大営繕記念特別展示「大絵馬寺宝展」を拝観してきました。
高嵩谷「源三位頼政の鵺退治」や歌川国芳「一つ家」をはじめ、有名な絵馬がたくさんありました。
私的には勝海舟「世泰時豊」、山岡鉄舟「南無観世音」、高橋泥舟「南無観世音菩薩」の書のレリーフが興味深かったです。
天気が良かったので、伝法院の庭園も楽しめました。
「大絵馬寺宝展と庭園拝観」は4月28日まで開催しています。
毎年開催している訳ではないそうです。
前回の開催は3年前、その前の開催はなんと50年前とのことです。


※写真は全国歴史研究会 本部春季研究発表大会での記念撮影