幕末掃苔屋 公式ブログ

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竜泉の十一月

2012年11月24日 | イベント

川路大警視の調査で鹿児島を訪問した際に大変親切にしてくださった方が、先日上京されました。
その際に、手提げ袋三つ分もの鹿児島土産(中身はかるかん、さつまどりサブレ、かつおせんべい、富乃宝山、薩摩剣士隼人グッズ、などなど)を持ってきてくださいました。

お返しに東京名物をいくつかお送りしましたが、せっかくなので私の住む台東区竜泉ゆかりの品を含めました。
「一葉煎餅」と、「一葉の里煎茶」と、「樋口一葉わいん」です。
「樋口一葉わいん」は山梨にあるメーカーのものですが、「一葉煎餅」と「一葉の里煎茶」はともに古くから竜泉にある老舗の商品です。
樋口一葉が住んでいた地であるため、竜泉には一葉関連の史跡・施設や一葉をイメージした品を扱う店がたくさんあります。
また、今年も11月21日から23日まで一葉祭が開催されていました。
竜泉ゆかりのもう一人の歴史的有名人・川路大警視をイメージした品も、どこかで扱ってくれれば嬉しいのですが。
なお、樋口(一葉の父)と川路大警視は、同時期に警視局に在籍していました。
住居も同じ竜泉で、すぐ近くだったようです。

その竜泉が最も賑わうのが、毎年11月に鷲神社で執り行われる酉の市です。
鷲神社は大警視や樋口一葉が住んでいた場所から目と鼻の距離なので、二人にとってなじみのある祭りであったのではないかと思います。
私は今年も訪れ、サツマスティック、田舎まんじゅう、玄米パン、味噌おでんをいただきました。
写真は味噌おでんです。

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多磨霊園巡墓会(前編)~墓碑を訪ねて先人達に学ぶ~

2012年11月16日 | イベント

来る11月25日(日)、探墓巡礼顕彰会主催の第7回巡墓会が多磨霊園にて開催されます。
今回のテーマは「多磨霊園巡墓会(前編)~墓碑を訪ねて先人達に学ぶ~」となります。

残念ながら今回も私は参加することができないのですが、釣洋一先生をはじめとする探墓巡礼顕彰会の面々が、凝りに凝った解説を準備しているものと思います。
また、聞くところによると、著名な墓碑研究家も参加を検討してくださっているとのこと。
興味のある方はぜひご参加ください。
以下、開催概要になります。

探墓巡礼顕彰会主催
多磨霊園巡墓会(前編)~墓碑を訪ねて先人達に学ぶ~

■参加要項
★日時 平成24年11月25日(日)雨天決行
 12:30より受付
 13:00(現地出発)~16:00(現地解散)
★集合場所: 多磨霊園正門前において   
 (交通:西武多摩川線多磨駅から徒歩5分)
★講師:釣洋一先生(探墓巡礼顕彰会会長)・探墓巡礼顕彰会幹事
★参加費用:1,500円(資料代含む)
 (定員30名・参加費は当日受付にて)
★解散後、希望者で懇親会を行います。
 (3,000円程度で/場所:JR武蔵境駅前の居酒屋)
※墓域内への立ち入りができない墓所もありますので、 その場合は塀外、柵外からの拝観となりますのでご了承下さい。
※当日は墓参者の妨げとならいよう運営いたしますので、参加して頂く際はご協力の程、お願い申しげます。
※雨天の場合は足下が悪くなるため、歩きやすい靴でお越し下さい。
★参加ご希望の方は、探墓巡礼顕彰会ブログよりお申し込み下さい。

巡墓対象人物

山本五十六 連合艦隊司令長官・海軍元帥 (カトケン)
東郷平八郎 海軍元帥・侯爵 (クロサカ)
小野圭次郎 新選組隊士娘婿、売れっ子英語教材執筆者 (カトケン)
高橋是清 首相・大蔵大臣・子爵 (カネコ)
齋藤 實 首相・内大臣・子爵 (カネコ)
筑波藤麿 臣籍降下華族・侯爵・靖国神社宮司 (クロサカ)
西郷従道 元帥・海軍大将・侯爵・隆盛弟 (釣先生)
川路太郎 幕臣川路聖謨嫡孫、幕府英国留学生 (カトケン)
三島由紀夫 作家・劇作家 (カトケン)
初鹿野河内守信興 旗本・北町奉行 (釣先生)
内田良平 黒龍会結成者、西南記伝編纂 (カトケン)
箕作阮甫/麟祥 洋学者/男爵 (カネコ)
荒井郁之助 海軍奉行・初代中央気象台所長 (クロサカ)
河田景與 鳥取藩士・子爵 (クロサカ)
川村純義 海軍大将・伯爵 (カネコ)
大久保一翁 若年寄・会計総裁・東京府知事 (釣先生)
徳富蘇峰 思想家・歴史家・評論家 (カトケン)
阿部正外 陸奥棚倉藩主・子爵 (クロサカ)
近藤基樹 男爵・海軍造船中将・攻玉社2代目社長 (カネコ)

当日の状況により内容が変わる可能性があります。

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『決定版河井継之助』

2012年11月14日 | その他

今、読みたい幕末明治時代関連の本が数冊あり、楽しみながら少しずつ読んでいます。

先日読了したのが、『決定版河井継之助』です。
著者は河井継之助記念館館長の稲川明雄先生で、先生には三間正弘(長岡藩軍事掛 警視庁に出仕)や高野譲(山本五十六の兄 警視庁に出仕)について度々ご指導ご鞭撻をいただいてきました。
昨年先生をお訪ねした際の記事はこちらをご覧ください。

『決定版河井継之助』では河井の生涯がバランス良く紹介されていて、まさに河井を知る本の決定版だと思いました。
個人的には、山田方谷との師弟関係や、秋月悌次郎との交遊関係、河井の母の貞が「息子はいつになったら正しい評価がなされるのか」と言ったというエピソードや、小千谷談判出席者のその後についてなどが興味深かったです。
私は明治初期の警視庁を調べているので、維新後に警視庁に出仕した三間正弘の証言や、加藤一作の河井暗殺計画には特に興味をひかれました。
出展や根拠が明示されているのもありがたかったです。

稲川先生のご研究とその発表を、これからも楽しみにしております。


※写真は長岡市栄涼寺にある河井継之助の墓

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特別展「高島平蘭学事始」に行ってきました

2012年11月02日 | イベント

鈴木徳臣さんにおすすめいただいたので、板橋区立郷土資料館で開催中の特別展「高島平蘭学事始」に行ってきました。

川原慶賀によるシーボルトの肖像画、高島秋帆の脇差、神風連の乱で死亡する高島茂徳の肖像写真、トンキョ笠などなど、興味深い品がたくさん展示されている大変充実した特別展でした。
展示品のなかでも、私が特に興味深く拝見した品々をいくつか紹介したいと思います。

1・徳丸原演練参加者一覧
斎藤弥九郎、三九郎兄弟の名前が入っていました。

2・半太鼓
西洋太鼓術を学んだ川路大警視もこのような太鼓を使っていたのかな、と思いを馳せました。

3・小銃先込雷管式エンフィールド銃(個人所蔵)と小銃元込式スナイドル
共に西南戦争で警視隊が携行した銃です。

4・高島秋帆のコレクションである砲弾型の茶釜や鉄瓶
本物の大砲や砲弾以外に、このようなユニークな品々も展示されていました。
高島はこれらのコレクションを絵に描き、門弟たちに多数配布したのだそうです。
高島は幕末を代表する偉大な砲術家ですが、「大砲が好きで好きでしかたがない人だったんだろうな」とほほえましく思いました。

同展は11月25日までの開催です。


※写真は砲弾型茶釜を掲載したかったのですが撮影禁止だったので、途中で見かけたネコになります

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