幕末掃苔屋 公式ブログ

幕末掃苔屋のブログです。掃苔録不定期更新中。ご意見、ご感想はご自由にどうぞ。

2022年

2023年01月02日 | 侍たちの警視庁
ごぶさたしております。
今年もよろしくお願いします。
昨年もタイミングを見ながら掃苔旅行をし、明治警視官のお墓参りをすることが出来ました。

昨年、訪れた場所

松山・高知(佐川)
宮古島
足利
長野・上田
伊豆・島田
宇都宮
金沢
岐阜・彦根・名古屋・伊勢
新潟・長岡
小樽・石狩・月形・札幌
香川・岡山
会津
草津温泉
津山・和田山・神戸・京都
土浦・水戸
佐野

12/30に水戸の酒門墓地を歩いていると、会話をしながら墓石を熱心に探し歩いている三人組の姿を遠くに見かけました。
その時は「自分と似たようなことをする人がいるもんだな」としか思わず立ち去りましたが、後になって、昔一緒に掃苔をしたり幕末明治の墓について熱く語り合った知人たちであったことを知りました。
墓地にいる時はそのことに気付かず、言葉も交わしませんでした。
10年近く顔を合わせていなかったため、お互いに印象も変わっていたのかもしれません。
しかし年末も押し詰まった12/30に、お互いの住居から遠く離れた水戸の酒門墓地ですれ違いとはいえ再会するというのも、同じ趣味が結ぶ不思議な縁だと感じました。

写真は宮古島でいただいたヤシガニ

2021年

2021年12月31日 | 侍たちの警視庁
ごぶさたしております。
今年もコロナの影響で、一年の半分以上は掃苔旅行を自粛してきました。
しかし緊急事態宣言が解除されワクチンを接種した後は、感染防止策を講じたうえで毎週のように旅行をしました。
来年も、タイミングを見ながら掃苔旅行をしたいものです。

今年、明治警視庁・新撰旅団・県警察・集治監関係の碑巡りで訪れた場所

秩父
佐渡
伊香保
米沢
田原
大洗
伊賀
前橋
新庄
登米
江差
松本
羽咋
大田原
五島
三宅島

写真は西南戦争遺跡めぐりウォーキングで買った薩軍めしと官軍めし


2020年

2020年12月27日 | 侍たちの警視庁
ごぶさたしております。

今年は新型コロナの影響で、さんざんな一年でしたね。
掃苔旅行を唯一の楽しみにしている私にとっても、仕事だけでなくプライベートでもしんどい一年間となりました。
緊急事態宣言の発出やGo Toトラベルの停止を受け、仕事がら旅行の予約を泣く泣くキャンセルしたことも何度かありました。
しかしタイミングを見て、例年よりは少ないものの、掃苔旅行は行ってきました。
「侍たちの警視庁」続編に向けてラストスパートをかけたかったのですが、そうもいきませんでした。
しばらくは難しそうですが、早く自由に旅行が出来る世の中に戻ることを願っています。

警視官の掃苔と史跡巡りを目的に、今年訪れた場所

八戸・弘前
大阪
相馬・いわき
山梨
三島
高田
鳥取
鎌倉
津山
水戸
那須

写真は「鎌倉 如菴」の籠城そば
西南戦争の際に熊本城に籠城した政府軍が、石で食材を焼いたという言い伝えが由来と教えて頂きました。
山口名物の瓦そばは薩摩軍由来ですが、こちらは政府軍が由来です!
冬場限定のメニューと知らず、二回訪れてようやくいただくことが出来ました(警視隊に思いを馳せながら)。

『斎藤一~新選組論考集』のご紹介 その3

2016年05月16日 | 侍たちの警視庁

平成28年4月30日(土)、『斎藤一~新選組論考集』出版記念講演会が開催されました。

主催は三十一人会、後援は小島資料館、場所は町田市文化交流センター5階のけやき東でした。
先着60名限定の講演会でしたが、会場は満員でした。

講演は3つで、あさくらゆう先生の“編集にあたって”と、原英之さんの“藤田五郎がいた斗南”と、私の“西南戦争と藤田五郎”でした。
あさくらゆう先生と原英之さんの講演は、目からウロコの新発見が多く、大変興味深く拝聴しました。
特に新発見に至るまでの努力と根性の苦労話には、シンパシーを感じてしまいます。
私の講演は、一昨年の「没後100年、藤田五郎として生きた新選組 斎藤一」での講演と大差ない内容だったので、両方とも聞きに来てくださった方には申し訳なかったです。

当日に限り『斎藤一~新選組論考集』を3,500円(税込)のところ3,000円で販売していましたが、たくさんの方にご購入いただけたようです。
講演の機会をくださった小島政孝会長とあさくらゆう先生、ご来場いただきました皆様に、感謝いたします。

『斎藤一~新選組論考集』は、斎藤一に関する新発見がぎっしり詰まった一冊です。
斎藤一に関心のある方には、ぜひ読んでいただきたいと思います。
定価は3,500円(税込)です。
今のところ書店店頭に並べる予定はないそうなので、購入を希望される方は小島資料館もしくは地方出版取扱い書店へご注文ください。



『斎藤一~新選組論考集』のご紹介 その2

2016年05月15日 | 侍たちの警視庁

前回は『斎藤一~新選組論考集』に掲載された拙文について紹介しましたが、今回は『斎藤一~新選組論考集』の内容について紹介したいと思います。
以下が目次になります。


史料写真(新選組名簿・恩給文章など)

はじめに 小島政孝

序章~斎藤一研究の夜明け前
林初代会長のコラム(再録) 林榮太郎
新選組ブームと斉藤一 梅原義明
藤田五郎の容貌を考える 藤田太郎

第二章~生家、そして新選組時代
斎藤一生家考 あさくらゆう
土方歳三の帰京と新選組隊士第二次募集(再録) 小島政孝
斎藤一と高台寺党との関係(再録) 市居浩一
近藤勇の三浦休太郎宛書翰(再録) 小島政孝
士道と斉藤一 梅原義明

第三章~戊辰戦争と斎藤一
流山と斉藤一(再録) 山形絋
山口二郎と白河戦争 大塚進也
斎藤一会津転戦記(再録) 星野正介
山口二郎と会津戦争 大塚進也

第四章~斗南、そして西南戦争
会津の戦後、そして斗南藩藤田五郎として 原英之
藤田五郎警部補の西南戦争 河内貞芳
警視隊戦死者の霊を弔う(再録) 吉田光一

終章
藤田五郎と明治警視庁剣術(再録) 山下素治
藤田五郎の足跡 あさくらゆう

あとがきに寄せて あさくらゆう


(再録)というのは、『幕末史研究第三十号 斉藤一特集』掲載原稿の再録になります。
『斎藤一~新選組論考集』には、斎藤一に関する新たな発見が多数紹介されています。
定価は3,240円(税別)です。
今のところ書店店頭に並べる予定はないそうなので、購入を希望される方は小島資料館もしくは地方出版取扱い書店へご注文ください。


『斎藤一~新選組論考集』のご紹介 その3に続く


※写真は『斎藤一~新選組論考集』と『幕末史研究第三十号 斉藤一特集』