皆さんは「竜馬におまかせ!」というテレビドラマをご存じでしょうか?
1996年に日本テレビ系列で放送された全12回の時代劇ドラマです。
坂本龍馬が関西弁をしゃべっていたり、斬首された吉田松陰が蘇ったり、高杉晋作が沖田総司からうつされた風邪で亡くなったりするハチャメチャな内容のドラマでした。
坂本龍馬ファンや硬派な歴史ファンであればふざけたドラマだと思うかもしれませんが、幕末好きなら思わずクスリと笑ってしまうようなネタもたくさん盛り込まれていて、私にとっては最高のコメディでした。
特に「あ々、暁のエゲレス公使館」の回は、『幕末太陽傳』をほうふつとさせる内容で大いに笑わせてもらいました。
後半グダグダになったのが残念でしたが、それでも好きな作品であることは変わらず、オープニングテーマの「FRIENDSHIP」(作詞・作曲:小室哲哉)は今でもカラオケでちょくちょく歌っています。
しかし視聴率はあまり良くなかったようで、三谷幸喜脚本作品にもかかわらずビデオ化もDVD化もされていません。
水曜日の22時から放送するドラマとしては、幕末好きにしかわからないようなマニアックなネタが多すぎたのかもしれません。
つづく
※写真はマダム・タッソー東京で展示中の坂本龍馬フィギュア