幕末掃苔屋 公式ブログ

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会津若松に行ってきました

2013年09月23日 | 掃苔録

久々に旅行をしてきました。
まずは郡山の街を散策し、その後、会津若松に向かいました。
会津若松ではまず始めに佐川官兵衛顕彰碑を見に行きました。
佐川の碑は戦死した南阿蘇村にも複数あり、今年五月に見てきました。
碑の前には、阿蘇の松が植えられていました。

次に、今回の旅一番の目的である井上浄光寺を訪れ、日野重晴を掃苔しました。
お寺の方のご厚意で、座頭市や藤森家の墓もご案内いただけました。
お寺の由来や、門徒であった飯沼貞吉や小森一貫齋についてのお話も聞かせていただくことができ、大変勉強になりました。
感謝申し上げます。

その後、阿弥陀寺に向かい、斎藤一忌に参加しました。
私の知る限り、明治初年の警視官の中で慰霊祭が開催されているのは、川路利良と佐川官兵衛と藤田五郎(斎藤一)くらいです。
明治の警視庁を調べている私としては、前々から一度は斎藤一忌に参加したいと思っていました。
会場の阿弥陀寺には、沖田総司忌や土方歳三忌に勝るとも劣らないほどたくさんの方々がいらっしゃっているように見えました。

数年ぶりに藤田五郎の墓にご挨拶をした後は、近くにある会津新選組記念館を訪れました。
展示スペースは狭いながらも、スナイドル銃やスペンサー銃など西南戦争で使用された銃を見ることができたのは、今の私にとってなかなか有益でした。

その後、行きつけの喫茶・キャンドルを訪れるも休みだったため、郡山に戻りました。
お土産屋を覗くと、山本八重や中野竹子・優子姉妹が萌え絵で描かれたラベルの酒や、「頑張れ県警」や「ありがとう県警」という名の酒が販売されており、興味深かったです。



※写真は斎藤一忌会場である阿弥陀寺