幕末掃苔屋 公式ブログ

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『「朝敵」と呼ばれようとも 維新に抗した殉国の志士』

2014年11月09日 | お知らせ

今月1日に、私も執筆している共著本が発売になりました。
タイトルは『「朝敵」と呼ばれようとも 維新に抗した殉国の志士』です。
編者は星亮一先生、版元は現代書館、定価は2000円+税です。

私は佐川官兵衛について8,000文字ほど書いています。
会津・喜多方・大分・阿蘇にある関連史跡や、日本近代史研究家の鈴木徳臣さんのご協力をいただいて判明した新事実について紹介しています。
私以外に13人の方がご執筆しています。
以下に目次を載せます。

神保修理~その足跡を尋ねて 遠藤之
山本帯刀~会津に散る!長岡の若き家老 桜井玲子
中島三郎助~幕府海軍を逸早く構想した国際通 佐藤竜一
春日左衛門~知られざる英傑 あさくらゆう
佐川官兵衛~会津の猛将から剛毅朴直の大警部へ 河内貞芳
朝比奈弥太郎泰尚~水戸の執政、下総に散る 清水理繪
滝川充太郎~猪突猛進を貫いた若き猛将 西一成
森弥一左衛門陳明~桑名藩の全責任を負って切腹した 古橋哲雄
甲賀源吾~東郷平八郎が賞賛した、宮古湾の勇戦 吉田利幸
桂早之助~剣隼記-京都見廻組 結城詩
玉虫左太夫~幕末東北を一つにまとめた悲運の国際人 寒河江昌英
雲井龍雄~米沢の俊英が夢見たもう一つの「維新」 高橋ひろ子
赤松小三郎~日本近代化の礎を作った洋学者 佐藤智子
松岡磐吉~榎本軍最後の軍艦「蟠龍」艦長 平野恵子

興味のある方は、ぜひご覧ください。

先日、都内にある大型書店を何軒か巡ってみましたが、『「朝敵」と呼ばれようとも 維新に抗した殉国の志士』はほとんどの店に置かれており、なかには平積みしてくれている店もありました。
自分の記事が載ったハードカバー本が書店の歴史書コーナーに並んでいることを、うれしく思いました。
その後、仲間が出版祝いの会を開いてくれ、喜びもひとしおでした。

執筆の機会をくださったあさくらゆう先生に感謝です。
ありがとうございました。


※写真は、出版祝の会を行ったラクーアの夜景