昨年9月29日に日本相撲協会が『平成23年11月場所より38代式守伊之助を36代木村庄之助に昇格させる』と発表。
我等が伊之助親方がついに第36代木村庄之助になられた。
その祝賀会が12日、船堀タワーホールで盛大に行われた。
機敏な動き。 見事な足捌き。 正確な裁き。 凛とした良く通る声。
何と言ってもこの方の土俵上の姿が美しい。
立ち合い前に足を箱に割った姿。
見事に腰の入ったその型は、武士の様な揺るぎない強さと気品と色気を感じる。
だから衣装も映えるし、小柄な身体がとても大きく見える。
日本一美しいと思う。
日本一という事は、世界一姿の美しい立行司なのである。
あの気迫・姿勢は、日本人として見習わなければいけないと思う。
まだまだ元気いっぱいの庄之助親方。
これからが円熟の境地である。
長く長く美しい土俵裁きを見せて頂きたい。
ところが行司は65歳定年制。
庄之助親方は63歳。
これでは残り時間が短過ぎる。あまりにもったいない。
後進の育成のためにも、親方の様な立派な目標があってこそ伝統も受け継がれるというものである。
何とか70歳定年制に変更して頂けないものであろうか。
日本相撲協会の皆々様には切にお願いしたい次第であります。