日活、そして三船プロ等の数々の作品を手がけられて来た照明の大ベテラン、遠藤克巳さん。
映画『戦国自衛隊』『ドン松五郎の大冒険』『手紙』なども遠藤さんの照明である。
そして『信濃のコロンボ』シリーズには、絶対に欠かせないメインスタッフである。
今回は江戸の昔を振り返る場面で、何と役者として登場して頂く事になった。
撮影に入る前から髭を伸ばし始め、元々渋い顔が更に凄い存在感を漂わせる。
写真には写っていないが、藁の脚絆もご自分で作って用意してこられた。
カツラもバッチリフィットしている。
気持ちや生理の作り方も、呼吸法から入り、その演技は抜群である。
照明のチーフとして数々の名演を観て来た蓄積が、見事に生かされる。
そこらの役者なんか吹っ飛ぶくらい名優である。
是非、お見逃し無く!!!!!


コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )