FXトレードではテクニカル的な手法、技術が向上すれば
トレードに勝つことが出来る、と言うことが多く言われています。
でも、少数かも分かりませんが、相場の心理面の勉強こそが
勝ち続けるためには不可欠だ、と言う説もあります。
その根拠は、相場には絶対は無い という事実からです。
いくら技術を極めても、先の事を100%見通すことは不可能なことです。
失敗しない事は不可能なのです。
失敗した時の心の持ちようがその後のトレードに影響を与える。
負けたくない、勝ちたい と言う気持ちが勝ち続けられない原因だ、
何の葛藤も無くトレードが出来るように自分の気持ちを鍛えることが一番
必要な事だ という趣旨の本を読んでいます。
(マーク・ダグラスの「ゾーン」 <勝つ相場心理学>)
1回目読んだ時はあまりピンとこなかったのですが、2回目を読んでみると
何となく分かるような気がします。
私の場合は、ゴルフに当てはめるともっと効果が出るのではないかと
思っています。
ゴルフにリスクがあるのは誰でも分かっているのですが、それを本当に受け入れて
プレーしているか(その場になって慌ててないか? 落ち込んだ気持ちにならないか?)
リスクの程度をしっかり認識できているか?
(避けるべきリスクか、受け入れても良いリスクか?)
集中力は維持できているか?
(私の場合はこれがかなり問題)
勿論ゴルフの場合は技術の向上でカバーできる事が多くあるので
心理面の影響は少し小さくなるのかもわかりませんが、プレー全体では
スコアーを左右することは間違いないでしょう。
人の心は同じ刺激を受けてもその受け取り方は人それぞれに違ってくる
その受け取り方をプラスに転化出来れば、結果は悪くはならないでしょう。
私はFXをほんの小遣い稼ぎのつもりで手を出したのですが、これは
本当に面白いものかもわかりません。
自分の心とのせめぎ合いから、平常心で取引できるようになったら
多分その時は小遣いを稼いでいるでしょう、きっと。
でもその前に自分のゴルフをしっかり確立したいものです。