安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

おぶせミュージアム「中島千波館」と「屋台蔵」を訪れました。

2018-12-13 20:07:06 | お出かけ・その他

北斎館などがある小布施町(長野県上高井郡)には、お客様を案内したり、プライベートで何度も訪れていますが、「おぶせミュージアム」には寄ったことがありませんでした。中島千波さんという小布施で生まれた画家の絵を展示してあるのですが、関心を持てないでいました。

ところが、雑誌「日経大人のOFF 2019年1月号」の裏表紙に、仙台のデパート藤崎で、その方の展覧会があるというPRが掲載されていたので興味が湧き、先日寄ってみました。同時に、お祭りで使う屋台も展示されているので見てきました。屋台は、天井の絵を葛飾北斎が描いた2台が有名で、北斎館に展示されていますが、こちらにも5台あり、彫刻が施されたものもありました。

(日経おとなのOFF 2019年1月号裏表紙)

   

(おぶせミュージアム・中島千波館)

敷地は広いです。

中庭と建物

入口

廊下には、販売品も展示されています。展示室内は撮影禁止なので、ここだけ撮りました。花の絵が人気があるようです。

   

パンフレット。中島千波さんは、1945年に疎開先の小布施で生まれた現代日本画の画家です。東京芸大の名誉教授で、歌舞伎座の緞帳も手掛けています。以下パンフレットから。

(屋 台)

屋台を収納してある屋台蔵。

祭り屋台は町内に7台現存しているそうです。2台は北斎の天井画があることから北斎館に展示されていて、こちらでは5台見ることができます。江戸末期から明治にかけて作られたものですが、当時の小布施の経済的な繁栄ぶりがわかります。

   

福原地区の屋台。弘化、嘉永、安政年間くらいに作られたと伝えられています。

彫刻が施されています。

天井にも彫刻

お祭りで使われる様子。

北斎館の2台は観たことがあったのですが、他に5台もあったのは、こちらを訪れて初めて知りました。

【おぶせミュージアム 中島千波館】

住所:長野県上高井郡小布施町大字小布施595
電話:026-247-6111
ホームページ:obusemuseum (小布施町のホームページです)