長野市内の中央通り沿いのトイーゴビル(信越放送が入っているビル)に入居している蕎麦店「山故郷」(やまざと)にランチに出かけてきました。ビジネスビルなので、昼食時には、このお店を利用する人が多く、結構賑わっています。僕は初めてでしたが、蕎麦、天丼ともにヴォリュームがあって、お腹がいっぱいになりました。戸隠蕎麦の店なので、「ぼっち盛り」という蕎麦の盛り方になっていました。そばに置いておきたいヴォーカル作品。
PINKY WINTERS (ピンキー・ウィンターズ)
PINKY+12 (Vantage 1954年録音)
アップしているのは12曲追加されたシナトラ・ソサエティ・オブ・ジャパンから出されたCDです。オリジナルレコード収録の8曲に、そのリハーサルの7曲とズート・シムズ(ts)を加えたプライベート・セッションの5曲が加わり、全部で20曲入っています。ピンキー・ウィンターズのデビュー作として知られているアルバムですが、そこに音質は今一つですが、ズートが加わったセッションが追加されていて2度美味しいアルバム。
メンバーは、ピンキー・ウィンターズ(vo)、バド・ラヴィン(p)、ジム・ウルフ(b)、スタン・リーヴィー(ds)がオリジナルレコードのメンバー。リハーサルの7曲は、ボブ・アンドリュースがドラムスを務めています。ズート・シムズとの5曲は、ズートの他はローカルメンバーで、ピンキー・ウィンターズの知り合いが集まったセッションです。
曲は、トリオの伴奏のものが、「Little Girl Blue」、「The World Is Your Baloon」、「Darn That Dream」、「But Not for Me」、「These Foolish Things」、「This Can't Be Love」、「Cool Sazerac」、「How About You」、ズート・シムズも入ったプライベートセッションのものが「The Lady Is a Tramp」、「Pennies From Heaven」、「These Foolish Things」、「Gone With the Wind」、「The Nearness of You」。リハーサルの6曲は重複しますが「You Better Go Now」は、リハーサルだけで歌われています。珍しいのは、「The World Is your Baloon」と「Cool Sazerac」で、あとはスタンダードです。
ピンキー・ウィンターズ(vo)は、ややハスキーな声で、リズムによく乗りクール気味に歌っています。フェイクも行っていて、ジャジーなアルバムです。やはり、ピアノトリオ伴奏による正規録音が出来がよく、スイングした「This Can't Be Love」や「How About You」における節回しが自在で楽しいです。ズート・シムズ(ts)との録音では、「The Lady is a Tramp」がピンキーの歌とともにズートのソロも入り、一聴の価値があります。
【山故郷(やまざと)】
住所:長野市問御所町1200 トイーゴSBC棟2階sa
電話:026-234-8030
ホームページ:yamazoto
トイーゴビル。正面のビルの2階にお店があります。
山故郷の入り口。店内はお客様がいたので撮影はしてありませんが、広くて明るいです。
天丼セット。
ぼっち盛りの蕎麦。
いろいろのっていました。