理想国家日本の条件 さんより転載です。
関連記事
◆中国市場はおいしいか? ユニクロ柳井氏、中国積極出店見直さず
http://blog.goo.ne.jp/sakurasakuya7/e/04a0a939f707af093ab7cf3e9c596c0e
ユニクロ亡国論を主張した「アダム・スミスの霊言」が収録された
幸福の科学出版HP 『アダム・スミス霊言による「新・国富論」』 大川隆法著
http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=78
参考記事
アダム・スミスの国富論にみる経済復活のヒント
http://blog.goo.ne.jp/sakurasakuya7/e/7196c7fece48d5030ec27dedee8a1a63
「アダム・スミス/トウ小平の霊言」2010年5月25日霊言
http://blog.goo.ne.jp/sakurasakuya7/e/c24abd3ac3fd02b63631758e0e2d3e80
見やすいように、再UPしました
アダム・スミス、トウ小平の霊言の要点
1 軍事費は、経済的繁栄を護るコストである
軍事費の最大の効用は、他国と貿易をする際に、国際ルールに
外れた不正なことが起きることを防ぐ点にある。
国力相応の防衛費は、平和な交易や経済的繁栄を護るための
コストとして考えなくてはいけない。
軍事力なき外交は無力であり、武力を持っているものが
有利になる。一定の防衛費を持つことは、相手に不公正な
押し付けや不当な圧力をかけさせず、自由にものが言えて
交渉するために必要である。
2 国家主導の経済は発展の限界が来る
農耕中心の経済から重工業中心の経済に入っていく時には、
国家主導の経済の方がうまくいく場合もあるが、第三次産業が
ウエートを占めてくる高度成長経済の段階になると無理になる。
「神の見えざる手」の経済とは、小さな企業体まで含めた
個人個人が責任を持つという経済である。
国家が全部考えてやるようになると、悪いもの、
売れないものを一生懸命保護し始め、財政赤字が増え、
企業は努力をしなくなる。
3 マルクス経済学の間違いとは
マルクス経済学の中にある「弱者を救済したい」という
気持ちは、消費者の側、顧客の側から見れば、悪いものを
押し付けて、いいものを圧迫していると見える面もある。
マルクス主義の中には「利益を出すことが悪だ」
「儲けている人は、人を踏み台にして利益を絞った悪人だ」
という考えがある。
しかし、努力精進し、知恵を発揮している人が正当に評価
されない世界、一生懸命やっても報われない世界は、それは
また地獄である。
才覚や努力、知恵の部分を無視したら、この世に生きる
意味がなくなる。
「レッセ・フエール」とは、倫理なき自由放任ではない。
神に望まれる繁栄というものがバックにあって、各人の
創意工夫による自由性を担保することであり、
現代においては、各人の創意工夫を止める規制を外して
いくことが大事である。
4 中国経済崩壊の可能性について
情報が統制されていれば、地下経済しか発展しない。
先進国は、知識や情報がベースになった知恵の経済学に移行
していくため、情報公開、情報入手の自由が必要になる。
中国には重商主義国家の考えが残っている。
軍事力を大きくして、お金や資源を持っているところを攻め取って
豊かになろうとしているが、これは日本がかつて失敗したこと。
相手国も発展させなければ、相互にスパイラル的に豊かに
なることはできない。
中国は、情報公開や民主主義化への圧力によって内部から
崩壊するか、自分たちの力を過信して日本やアメリカと戦争して
科学技術の差を思い知るか、どちらかによって崩壊する可能性がある。
日本のポテンシャルは、今の中国と比べて
ワンジェネレーションの差はある。
5 これからの経済学に必要な幸福の科学の教え
キリスト教や仏教などは、宗教が説かれた時代の制約があり、
経済倫理が十分に説かれていない。
幸福の科学が世界宗教になるにあたっては、経済原理と
正しい職業観との融合が必要である。
幸福の科学の経済原理は、ある程度幅があり、包容力があり、
発展可能性がある形態にしておくべきである。
経済と神の倫理を融合したら、幸福の科学が世界性を持つ意味がある。
6 安売り合戦は行き止まりの経済学
デフレ下における安売り合戦が続いているが、最終的には
共倒れになるのは明らかである。
デフレから脱出するには、知恵を込めた高付加価値商品を
作り出す方向にエネルギーを注がなくてはいけない。
今までこの世になかったものを作り出していくことが大事である。
デフレ下で株価が下がっていくと、企業の資金調達が困難に
なる。銀行も企業に融資しなくなり、全体の経済が萎縮していく
傾向が出る。
ここで緊縮財政をやって増税をかけたら、この国は脳死状態に
なる。ただ、資金供給量を増やすだけではだめで、そのお金を
何にどう使うかが大切である。
その意味で、将来性のある産業に資金を供給する本物の
バンカーが出てこなければいけない。
安売り合戦は、あと2、3年が限界。
お金持ちがみんな安売りに走っていくと経済は潰れる。
高付加価値を生むものに移行していきたいという意欲を
持っている人々がいるのが健全な姿。
トウ小平の霊言要点 一国民は国家のために存在する
中国に経済力をつけようとしたのは、軍事力を強めるためであって、
中国の人々を豊かにするつもりは全然ない。
エリート学生を海外に留学させるのは、敵の兵法を盗んで
国のために利用してもらいたいからであり、
(天安門事件のような)民主化運動を起こそうとするなら
弾圧するしかない。
民主主義でみんなが議論をしていたら、国家は分裂してしまう。
国家の統一のためには強力な独裁者が必要であり、
いざとなったら十万人くらいのデモであっても皆殺しに
するぐらいの力が要る。
国家は個人よりも偉いものであり、国家あっての個人である。
国家が存在することが国民の幸福であり、国民は国家が所有するものである。
「アダム・スミス、トウ小平」人物紹介
アダム・スミス (1723~1790)イギリスの経済学者・哲学者。
「経済学の父」と呼ばれる。
グラスゴー大学で道徳哲学を学び、論理学と道徳哲学の教授に就任。
『道徳感情論』を発表して名声を得る。主著『国富論』
(『諸国民の富』)で、市場とそこで行われる競争の重要性に
着目し、近代経済学の基礎を確立した。「自由競争によって
「神の見えざる手」が働き、最大の繁栄がもたらされる」と
する理論は、特定の人物が決めた経済法則で国家運営をするよりも、
各人の知恵や才覚を発揮して自由に経済活動をする方が、
結果として公共の利益を増進させるという民主主義的な考え方である。
トウ小平(1904~1997)中華人民共和国の政治家。
裕福な地主の家庭に生まれ、16歳でフランスに留学。
文化大革命などをきっかけに、生涯に3度の失脚を経験するが、
それを乗り越えて、1983年に国家中央軍事委員会主席に就任。
中国の最高権力者となる。
毛沢東の文化大革命を全面的に否定して、「改革・開放」政策に
よって、中華人民共和国の市場経済化に着手した。
中国共産党を揺るがす動きには厳しい態度で臨み、1989年に
起きた第二次天安門事件では、民主化を求める学生運動の
武力弾圧に踏み切った。
。注
小平が、漢字変換されないのでカタカナで、トウ小平にしてあります