Word オプション「詳細設定」 「イメージのサイズと画質」のはじめの項目は
□ 復元用の編集データを破棄する
というものです。
編集データと、文字列の前後を入れ替えたデータ編集とは意味がまったく違います。
しかし、検索エンジンが「Word 編集データ」というキーワードでまっさきに出してくるのは「グラフのデータを編集する - Office のサポート - Office Support」というデータ編集のサイト案内です。
続いて現れる「Wordに埋め込んだExcelの編集・・・」「エクセルグラフをWORDに貼りつけてデータを編集・・・・」、いずれもデータ編集のことで、編集データの記事はなかなか出てきません。
これは、ユーザーがデータ編集は行っても編集データをどうこうしようとはあまり考えないからでしょう。
パソコンのアプリは、データ編集の過程を記憶していて、ボタン、または [Ctrl]+[Z] キーで元に戻る操作ができるようになっています。
元に戻れるのは、復元用の編集データをもっているからですが、編集が一段落しても破棄命令が出なければいつまでもファイルのデータの一部として溜まっていき、画像を挿入して Word 内で加工した場合などは、編集データを捨てなければファイルがどんどん肥大化しメタボ・ファイルになってしまいます。
使わないものはさっさと捨て去る、これをしないといつまでも重荷を抱え続けなければならなくなるのは、パソコンの世界だけではありません。
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