うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

グレードの権利

2013年02月09日 | ソフトいろいろ

ソフトもハードも、アップグレードするとどこか良くなると、誰もが思わされています。
有償無償はともかくとして、良くなれば、それに応じた権利が発生します。

Windows8 の新しいパソコンを買ってみたが、どうもしっくりこない場合があります。
もう一度昔に返りたいという人には、ありがたいことに、ダウングレードの権利も与えられるそうです。

「ダウングレードライツ (Downgrade Rights)」と呼ばれるものがあって、Windows 8 Proの場合は、上書きでWindows 7 Proにダウングレードできるそうです。

 「Windows 8 Proの場合」ということは、ほかのバージョンではまた別の方法が必要なのでしょうか

上るにも下るにも、行くにも戻るにも、グレードについて回る権利、また権利、うるさいものです。

ダウングレードライツについて、こういう説明もありました。
「正規のディスクとプロダクトキーが必要になりますが、昔のものや一度使ったものでも大丈夫です。インストールすると、Microsoftに連絡ができ、ダウングレードしたものをアクティベートしてくれます。同じディスクとプロダクトキーを使って、複数のPCをダウングレードすることもできます。」
http://www.lifehacker.jp/2013/01/130115windows_8_7.html

さあ、わからなくなりました。
正規のディスクとプロダクトキーが必要と言っておきながら、同じディスクとプロダクトキーを使って、複数のPCをダウングレードすることもできるというところが不可解なところです。
ここで言っているプロダクトキーは、ダウングレード専用のキーなのでしょうか。

これまで聞いたことがなかった、ダウングレード権などということについ引っかかって、また疑問が増えてしまいました。

 


従の座への移転

2013年02月08日 | 千差万別

Line というネットワークが、Twitter をしのぐ勢いであると聞きました。
交信が簡単なのと、つながっているというイメージを持たせる名前が好評を誘っているのでしょう。

パソコンでも使えるというのでの、サイトの入り口に行ってみました。
案内には、こう書いてあります。

「PCバージョンは スマートフォンで利用登録されている方のみご利用いただけます。」

いよいよスマホが主ということになりそうです。
従の座に押しやられるパソコンは、パソコンでなければできないことをはっきり確かめながら、そちらに磨きをかけていくしか、生きながらえる道はないでしょう。


USBの尻尾

2013年02月07日 | 忘れかけていたこと

USBメモリを始めて買ったとき長さ50センチの尻尾が付いてきました。
その尻尾がスポンと抜けることに気づいたのは、尻尾にのないUSBメモリを見てからという、間の抜けた話はさておき、この尻尾の役割に、またまた今頃になって気づいたことがあります。

パソコンのUSB端子は、みなぎっしり並んでいます。
ちょっとした出っ張りのある変わり型のものは、隣の先住者とぶつかって入らないこともあります。
挿し込むときはスッと入っても、抜くときに隣も一緒に引っ張ってしまうこともあります。
そういうとき、尻尾が役に立つのでした。
尻尾だけを挿し込んでおけば、そこにプリンター、レシーバー、カメラ、メモリ、なんでも簡単に抜き挿しできます。

向きを確かめるにも、尻尾の先をちょっと持ち上げればよいので、たいそう便利です。
パソコンがどちらを向いていても、尾は私のほうを向いてくれますから。


TVのダビングは10回OKという珍説

2013年02月06日 | 千差万別

電波で捕まえた動画や音楽を、もう一度見聞きする機会のあるなしに関係なく、とりあえず自分のものにしておきたいというコレクターは、案外たくさんいらっしゃるようです。
「ごみ芥 百点あればコレクション」と言いますから、集めるものは何でもよいのでしょう。

ものは集めればひとに見せたくなります。
仲のよい人にはそっとプレゼントしたくもなります。
そこが電子情報類のなきどころでもあります。


Webには、いつでも何度でも見られる視聴覚データが無数に載せられています。
いつでも見られるのは、無期限ではなく、いつでも消えてなくなります。
寿命は、短い場合、アップロードしてから非合法がばれて削除されるまでの期間あるいは時間ということになります。
そのことも、取っておきたい気分をそそります。


TV放送でも、見なくてもどうということのない番組を、溜めておいて休みの日に1日がかりで見るために録画、旅先にまで持っていって見るためにダビング、いつしか中身よりその作業が楽しみというふうに、趣味の様相も変わっていきます。


いつでしたか、TV放送は10回までダビングできるという決まりがあるという話が出ました。
10回までとはどういう意味なのか、いかにも腑に落ちないので確かめたら、「ダビング・テン」という、よくある歯切れだけがよい呼び名がもとになっていたようです。

「ダビング・テン」とは、電子情報技術産業協会(JEITA)が定めた、デジタル放送の私的利用に関する運用ルールの統一呼称で、

ダビング10 = コピー9回 + ムーブ1回

のことなのです。

TV放送のダビングは、そういう技術を持たない大勢の一般の人も行いますから、失敗もあります。
1回限りではあまりにも冷たいので、9回までOKにしておけばそのうち1回ぐらいは成功するだろうというわけです。
そしてムーブは当然1回、繰り返し何度も見るのはOKでも譲渡再版は禁止という、あたりまえのことです。

こうして、1世代目コピーの数を9回、ムーブを1回にして、2世代目のコピーを禁止したのが ダビング・テン ルールだったのです。
10回まで転がしOK、10人まで、あるいは10世代まで伝え広げていけるものという、都合のよい誤解が生まれていたのでした。

パソコンを通せば世代は変わらないだろう、そんな理屈も、都合のよい誤解の仲間に入ります。

(参考解説サイト)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%93%E3%83%B3%E3%82%B010


計算できないデータ

2013年02月05日 | 千差万別

Excxl のデータで、合計計算が合わないことがある、という話が出ました。

原因は簡単なのですが、ひとめ見たところでは気づかないデータの書き方をしたセルが紛れ込んでいたのです。

そこには「\783,640」と、見たところちゃんと整った金額データが入っています。
そのデータは、何がそうさせたのかわかりませんが、文字列で書き入れてあったのです。


ある講習会でのやりとりです。
Q.『Excelで「\」と「,」の書き方はどうすればよいのですか』
A1.『半角入力にして[\]のキー、[,]のキーを押せばよいのです』
A2.『書いてはいけません』

A1にはすぐに『ありがとう』と返事がきます。
A2には『・・』と変な顔が返ってきます。

さて、どちらが正解でしょうか。


見違えるような

2013年02月04日 | 千差万別

「見違えるような」の読み方に、ふたとおりあるのではないかと、変なところで錯覚を起こしました。
「みちがえる」と「みまちがえる」。
錯覚の原因は、標題をうっかり「見違えるような」と書いてしまったことにあります。

前に見たときとの相違ではなく、見分けのつかないことは「みまちがえる」で、「間」が入っていなければなりません。
間の抜けた話です。


「写真と見分けが付かない鉛筆肖像画」というサイトを見つけました。
http://togetter.com/li/448932

何ほどのことやあらん、とばかにしてはいけません。

説明は野暮、その典型です。
とにかくご覧ください。


果てしない更新

2013年02月03日 | ソフトいろいろ

更新と名のついたプログラム群は、始末の悪い曲者です。
なかには、ユーザーのパソコンに入ってきてから加工を始める古風なものもあるようです。
むかし庭先で一日中仕事をしていた畳屋さんを思い出します。
そのころの畳屋さんは、そういう仕事の仕方を承知で頼むので、来てから時間がかかるのはあたりまえと、みなが思っていたのですが、コンピューターのOSに、そんな悠長なものがあるとは、今ならだれも思わないでしょう。

プログラムを動かせるようにするには、人間が書き上げる言語から、機械が読み取るような言語に書き換えるコンパイルという作業が必要です。
そんな作業はすっかり済ませてから持ち込めばよいものを、現場合わせの部分があるのか、個々のパソコンに乗り込んでから始めるプログラムも更新の中に混ざってやってくるそうです。
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/news/20110805/1033888/

そういうのは嫌だと思っても、断ってどういう影響があるのか、一般ユーザーにはさっぱりわかりません。

ときにはそういうこともあって、時間のかかるインストールという作業ですが、それよりもっと前の段階で、永遠に終わらないのではないかと思えるほど時間のかかることに出会いました。

Windows7 で更新を確認をはじめたら、何十分経っても終わらないのです。
確認作業が終わらないというのは、名前の表し方か目じるしの付け方か、最初に持ち込んだときに後のことを考えてなく、どこかにもぐりこんでつまみ上げられなくなってしまっっているのではないかとも思います。

こういう場合、いったいどうすればよいのでしょうか。


並べる の次は まとめる

2013年02月02日 | 千差万別

twitter は、いろいろな人のいろいろな発信をいろいろに受け止めることができますが、どれほどあるのかわからない海岸の砂浜の石から、何か気に入ったものはないかと探し回るようで、そのときに頭に浮かんでいることがらと関係の深い記事を見つけ出すのはなかなかうまくいきません。

twitter は、「ひと」は選べても「こと」を選ぶようにできていないからです。
と言ってしまうと実は言い過ぎで、#印のついたタグというものがあって、ごく短い熟語で表した旗をかざせば、そのタグをつけて書き込んだ記事が、ぞろぞろと集まるようにはなっているのです。

しかし、旗印の書き方にはうるさい決まりはありませんから、てんで勝手に皆さん旗を持っています。
Aという旗をかざした人の記事と、Bという旗をかざした人の記事が、同じことを取り上げていても、Aの旗しか選ばなければその旗印の記事しか集まりません。
ことによると、記事の量も質もBさんのほうが多かったり上であったりということもあり得ます。

あてどもない旗探しをしなくても、あるものごとに関してこういうのもある、ああいうのもあると、まとめ上手の人が腕を振るってまとめてくれているサイトがあります。

togetter がそれです。
まとめ方がジャンル別、そして地域で言えば日本を10に地域に分類するなど、工夫が凝らされています。
並べることからまとめることへ、掻き集めることから絞ることへ、そんな意思の働きが感じられます。

togetter を覗いてご覧になる方は、こちらが入り口になっております、どうぞ。
http://togetter.com/


クイズ式の教材

2013年02月01日 | 千差万別

「Excel関数は60個だけ覚えなさい」という標題の記事がありました。
えー、そんなに、と数を見て驚くこともありません。
まずはひとつずつ、毎週2個ずつ覚えれば半年ほどで関数の中級エキスパートになれます。

この記事の優れたところは、一覧表で並べて見せて引かせてしまうような、下手な方法をとっていないところです。

ひとつひとつをクイズ型にして、「関数間違い探し」に挑戦!という仕掛けになっています。
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/column/20130110/1076122/?set=ml

何かを身につけるには、問題を作るのが有効な手段です。
問題を見て答えを教えてもらっているだけでは身につきません。
どうぞ「間違い探し」をタネにして、花を咲かせ、実を採ってみてください。