会合で拡大鏡の説明を聞いて、拡大範囲の大きさ、つまりレンズの枠の大きさをタテ・ヨコ別々に調整できる機能があることがわかりました。
これは便利だ、と思いましたが、Windows のアクセサリーですから、バージョンによって機能が違うのではないかと疑問が出て、あとで確かめたらやはりそうでした。
むかしの拡大鏡には「レンズ」というメニューさえ見つかりません。
しかし、枠の大きさを調整できないのではなく、斜め矢印で自在に変えられるのです。Office のオブジェクト操作でよく使う、枠の隅に現れるあの矢印です。
そこにはこんなメッセージウインドウも出てきました。
余計な機能はここではつけないという断り書きです。
市販の画面拡大ユーティリティがどのくらいあるかと見ると、Vectorから60個あまりのソフトが紹介されています。
数が多いというのは、作りやすいのでしょうか、作ると面白いのでしょうか。
ここで思ったのは、アクセサリーは Windows本体や Office と釣り合うようにつくられているということです。
人間がつけるアクセサリーも、顔かたちや着るものと釣り合いがとれていなければおかしいでしょう。
ネズミのような姿に160センチのネックレスは似合いません。
拡大鏡の MS Office との釣り合いは何でしょう。
斜め矢印で簡単に伸縮できたレンズ枠が、新しいバージョンでは、タテ・ヨコ別々に調整するのを見ると、釣り合っているのは、使い方の面倒くささにあるのだと、リボンのややこしさと符合して、妙に納得できたのであります。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます