Word オプション「詳細設定」の12番めは、
□ クリック アンド タイプ編集を行う
というものです。
あちこちの Web の解説記事を組み合わせるとこうなります。
「クリックアンドタイプとは、ダブルクリックすることで任意の位置に文字を入力することができる機能です。
この機能は Wordの [印刷レイアウト表示]、および [Webレイアウト表示] でのみ使用できます。
[下書きモード]、[アウトライン モード]、[印刷プレビュー] では使用できません。
何も入力されていない箇所でダブルクリックすると、段落書式が自動的に設定(段落書式の設定をWordにお任せ)され、その箇所から文字入力を開始できるようになります。
ここに出てきた [印刷レイアウト表示] とは何だろうと思ったら、ふだん文書作成のときに使っている画面の表示をそう呼んでいるのでした。
新規作成のはじめの画面で、「表示」タブに切り替えてみると、これに [印刷レイアウト表示] という名がついていることがわかります。
印刷するつもりがなくても、そこに出てくるの印刷レイアウトなのです。
この機能は、解説にある段落書式の設定よりも、文面が未完成のうちに画像を挿入してみようというとき、ページ面のどこにでも挿入位置を指定できる便利さがあるようです。
もっとも、オプションの別項目で「図を挿入/貼り付ける形式」の設定によって、挿入した画像をはじめからどこにでも動かせるようにすることもできるので、この効用は、あれば便利ぐらいのものでしかありませんが。