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うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

遡訳は翻訳なのか

2014年06月28日 | 千差万別

Google の「翻訳」は便利です。
三度目を書いたのは、二度あることは・・・・・のことわざに倣ったとも言えます。
言えますと書いたのは、その思いが先ではなかったということです。
こんなふうに、考えをさかのぼっていくと、だいたいがこじつけか屁理屈に行き着きます。
最近特に目立つ、なぜそう言ったのかを記者会見までして説明させる集まりも、さかのぼり趣味が高じてなのか、利用されているのか、どちらかでしょう。

FAQにも、このことわざの由来はなんですか、こういう言葉はXX時代にありましたかと、そんなことを訊いてどうするという投稿をよく見かけます。
さかのぼることの魅力に誘われてのことなのでしょう。
それなら自分でさかのぼればよいのに、人にさかのぼらせて眺めて楽しむというのは、TV気分のひきずり現象です。
遡行の清々しさは、見ていただけでは味わえません。 


現代文を古文に翻訳してくれるサイトがありました。

 ⇒ http://p.tl/7qcJ

古文に翻訳といっても、文語体にして多少古めかしい味付けをした程度のことではないかと思いますが、さかのぼり好きの人には、お楽しみの道具になるかもしれません。


ところで、翻訳というのは、書いてあることの意味を、身近な別の言葉で知るためにするものと思っていましたが、わざわざ昔の言葉に、それも確かにそうなるとは言えそうもない言葉に変えてみる、頭の働きまで逆にしてみるのも翻訳なのでしょうか。
こういうのを「遡訳」と名づけてみましたが、これはたぶん、粗略な考えなのでしょうね。

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