パソコンのサポートの契約は、行きつけの医院があるのと同じようなものです。
何かのときにはと、安心していられます。
ただし、親しいお医者さんでも、病気を防いではくれません。
番人を置いたからといって、泥棒が来ないということはありえないのです。
サポート契約をしてあっても、ウイルス対策を施してなければ、たちまちウイルスの訪問を受けます。
番人に頼んであるから鍵をかけないでよかったのは、古き良き時代の安心生活だったのです。
泥棒は歩いたり車に乗ったりして来るので、数が限られていますが、ウイルスは電波に乗って無数に絶え間なく飛んできます。
パソコンを使い始めたら、OSの種類とウイルス対策だけは、電話番号と家の鍵と同じように、「すぐわかってなくさないもの」の仲間に入れておきましょう。
サポートをする人は、初心者にはこれを「いろは」として真っ先に教え、これだけは覚えておくよう、強制をあえてしなければならないことではないかと思います。
はずや約束だけでは、安心気分にはなっても、安全の支えにはなりません。