ソフトのダウンロードを取り次ぐのが仕事というサイトがあります。
著名なのは「窓の杜」( http://jump.cx/mado )と「ベクター」( http://jump.cx/vect )、どちらも日本に本拠を置く日本の会社が運営するサイトです。
ソフトをダウンロードするとき、このどちらかが取り次ぐところからならまず安心といわれています。
いわゆる「定評」です。
しかし、「まず安心」というのは「まず」のほうが肝心なところなのです。
「まず」は当然「絶対」ではありません。
「危なくない」といううわさのたつところは、「危ない」といううわさのたつところと比べれば危険度が低いという程度のことと思っておいたほうがよさそうです。
老舗でも有名店でも、Yじるし、I たんのものならと思っていておなかを壊すこともあるでしょう。
ソフトをダウンロードするときは、「どこから」より先に「何を」「何のために」を自分で確かめなければなりません。
面白そうなものが見つかったから、ちょっと試してみようか、その偶然と気まぐれが、危険への案内役を引き受けてくれます。
必要のないものを集めて愉しむ、それをやめれば危険率は下がります。
必要になったとき、どのソフトをというのを決めて、そのあとで「どこから」ダウンロードするかを選ぶ、そのときに定評が生きてくるのです。
ここなら全て安心というのは、逆転の危険発想にしかなりません。