うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

ページは何を呼ぶのか

2013年07月04日 | ソフトいろいろ

押しかけデータは扱いに手間がかかります。
手間をかけないためには、バサッ、バサッとまとめて消してしまえばよいのですが、メモリに巣食うと動きを鈍らせられるのがまことに厄介です。

たとえば手の込んだ動画を見たいという場合は、それだけのデータ処理が必要で、ユーザーもそのつもりになればよいのですが、たった2~3行のテキスト文を見るのに、押しかけデータがぞろぞろ付いてくれば、パソコンは目的外の仕事を強いられ、ユーザーはじっと待たされます。

平気で人を待たせるのは、ページングという呼び屋が幅を利かせているようなのです。
その呼び屋は、どのパソコンにもするすると入り込んでいます。
入り込むときの乗り物は Windows です。

固定メモリのデータ置き場が詰まってくると、ではこちらへどうぞと、休憩待機中のデータの群れをハードディスクに呼び屋が案内します。
団体のつもりでいたデータも、呼び屋のいうことには逆らえず、仮の居場所の都合で散り散りばらばらにされることもあります。

休憩中であっても、ユーザーの希望があれば、呼び屋のひと声ですぐ戻ってきて仕事をしなければなりません。
ばらばらに押し込んだ別々の部屋からみなを呼び出して仕事場に集合させる呼び屋の仕事も大変です。
データが右往左往するCPUという中央のコンコースも大混雑です。
ユーザーはそこで待たされます。

図体の大きい腰の重いプログラムなら、ユーザー本人も承知の上なので我慢しますが、呼ぶつもりのないデータに押しかけられて、メモリを食われたのではたまりません。
呼び屋は呼ぶだけが仕事ですから、データの見分けも分類もしてくれません。
来るのはみんなお客様、ワッと来ればサッとさばく、それが仕事なのです。

いったいどのくらい仕事をしているのか、タスクマネージャーに頼んでページファイルの使用量を調べてみました。
私の Windows はまだ XP-SP2 で頑張っていますが、
アプリを何も使わない 総待機状態で___472MB
IE8 で Googlo につなぐと____________552MB
Facebook を開くと___________________745MB
そこで小さな参加グループに入ると__1.67GB

たった3行のメッセージを読むのに、1GB を超えるメモリー消費、バカらしいとは思いませんか。
どこからか声が聞こえます、嫌なら見なきゃいいだろう。

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