98時代を思い出す懐かしのセーフモード、ひさびさにお世話になった。
XPユーザーになってからはじめてである。
98のときは、起動不全がしばしばで、その都度見るからにあわれなセーフモード画面との対面を強いられていた。
Google Chrome に乗り換えれば、もう Internet Explorer に用はないから、アンインストールしようかと、コントロールパネルから「プログラムの変更と削除」のウイザードを開いたが、「現在インストールされているプログラム一覧表を作成しています。お待ちください・・・」のメッセージが出たままで、いつまで経っても一覧表が現れない。
こういう待ち方で我慢の限度はせいぜい30秒、業を煮やしてとうとうセーフモードとの再会。
セーフモード、無事安全方式、余分なことは何もしない、どこかの国の政府モードと似ているが、ウィンドウズのほうは必要なことを素早くやってくれるところが大違いである。
「プログラムの変更と削除」、「変更」でなく「追加と削除」としているバージョンもあるが、中身は変わらない。ところどころ目先を変えるのはチェンジ大好国の産物の特徴である。
呼び名のことはともかく、セーフモードでは「プログラムの変更と削除」のプログラム一覧表がパッと出てきた。
Internet Explorer に特別未練があるわけでもないが、何かやり残したことをあとで思い出したときにまた厄介だから、削除はもう少し待とう。
時が来てサッとできるようになっていればそれでよい。
置いて邪魔にならなければ、捨てるのはいつでも捨てられるのだから。
ただし、常用ブラウザーにする Google Chrome のアイコンは、I E と離してデスクトップの最下端に置き、うっかりに歯止めをかけておくことにした。